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2020.11.18
介護ニュース

家族が新型コロナウイルスに感染したら・・・ 介護者が準備しておきたいこと

いつ、だれが感染しても不思議ではないと言われている新型コロナウイルス。
高齢者や要介護者にとって、お世話をしてくれる家族が感染してしまったときのことを考えるととても不安になってしまいますね。
でも、それは絶対に備えておかなければいけないことの一つです。

家族介護者のことをケアラーと呼びます。
当然の話ですがケアラーが新型コロナウイルスに感染して入院した場合は、家での介護ができなくなります。
また、濃厚接触者ということで、受け入れ先も決まらず孤立化し途方に暮れてしまう人も出てくるでしょう。
感染した家族がそのまま自宅で介護をしなくてはいけないという危険なケースも実際に起こっています。
国や地方自治体は高齢者や要介護の方々が安心して生活できるような場所を作らなければなりません。
今日は、地方自治体が行っている対策をいくつかご紹介します。

①埼玉県が高齢者向け受け入れ施設を新たに設置
埼玉県は、特別養護老人ホームの敷地内に応急仮設住宅を設置しました。
場所は、深谷市、さいたま市岩槻区、狭山市、行田市、三郷市の5か所で要介護者20人受け入れが可能となっています。
障害者向けは、東松山、嵐山郷の2か所で8人の受け入れが可能。

②神戸市が高齢者を一時的に受け入れる施設を設置
神戸市は「保養センターひよどり」(「北区しあわせの村」内)を一般利用休止とし、最大10人の受け入れを可能としました。
神戸市独自の支援策とし、生活支援を行っています。

③堺市
堺市は在宅ケアの継続のために、訪問介護サービス事業者に対して感染対策指導や防護服など必要物資の支援を行います。
また、事業者に要介護者一人当たり15万円の協力金を給付。
在宅が困難な場合は、宿泊施設などを借り上げ、訪問サービスなどで介護の継続を支援します。

ここに出ているものはほんの一例で、各自治体では様々な政策・支援が行われています。
高齢者や要介護者とともに暮らしているご家庭には、誰にでも起こり得る身近な問題です。
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