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2020.06.04
相談員ブログ

認知症ケア

とあるホームのエピソードです。
ホーム内のありとあらゆるドアを開けて回る方がおりました。
洗濯室や厨房のドアはもちろん。消火栓やシンク下の小さなドアまで開けて回ります。
「何を探してるんですか?」スタッフの問いに、
「息子がいるはずなのよ」
この方の診断名はレビー小体型認知症です。

この時スタッフは、ご本人の気が済むまでドアの開け閉めを止めませんでした。
しまいにはご本人はお疲れになり、お夕飯も召し上がり、何事もなかったかのうように就寝されました。

認知症状も10人十色。
認知症ケアに何が正解で、何が不正解かのボーダーラインも難しいところです。
それぞれの症状やお人柄に合わせた認知症ケアが必要なのだと、改めて感じ入る出来事でした。
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