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2023年04月24日

プラチナのような輝きを「カーサプラチナみなとみらい」

株式会社ハートフルケアは、首都圏にて有料老人ホーム「カーサプラチナ」「ハートフル」シリーズに加えて、グループホーム「プラチナホーム」シリーズ、そして在宅サービス「プラチナコミュニティ」シリーズを展開しています。
母体のツツイグループは40年にわたり医療法人を主体として医療・介護・福祉に携わってきたことから、医療に強い介護「メディケア」を前面に掲げています。
 
「カーサプラチナみなとみらい」は高島町から歩いて3分。「住・育・介・商」において人々が交流できる拠点として、複合開発された18階建て「横浜MIDベース タワーレジデンス」の1階から3階となっています。
インタビューに応じてくれたのは施設長の森新太郎さん、営業推進室エリアマネージャーの長崎鋭さん、介護主任の畑中翔太さん。そして入居者の鳥居正義様です。

外観

医療に強い介護「メディケア」

先ずは御社はよく「プラチナ品質」という文言をよく使われますが、その意味を教えてください。

長崎さん:プラチナはいつまでも輝きを放ち続けていますよね。入居者様の人生が輝きを保ち続けることを私たちはサポートしたいと努めています。
「プラチナ品質の暮らし」とは機能的価値と情緒的価値が調和する質の高い暮らしと考えています。
ただ、プラチナのような輝き持つことは入居者様のみならず、ここで働くスタッフも輝き続けて欲しいという想いも込められています。くすんでしまう当たり前のサービスではなく、日常の中に輝きを放つ私たち一人ひとりでありたいとの願いがあるのです。

また「メディケア」という言葉もキーワードのようですが、意図するところをお聞かせください。

長崎さん:これは私たちの会社の造語で「医療に強い介護」を意味しています。元々医療法人が母体ですので、メディカルとケアを安心して提供できる強みを私たちは持っています。

森さん:具体的にはここの看護師のクオリティが高いと自負しています。他社で断られたような方も受け入れてきました。それはベテラン看護師が定着してくれていることが大きな要因ですね。時に派遣看護師を入れることもありますが、「業務についていけない」と音を上げる人がいるくらいです。
往診医とのやり取りもしっかりとした知識が無いとスムーズに行きませんから、その辺も押さえている看護師が多いということです。

長崎さん:入居相談レベルで断ったことはほぼありませんが、スタッフも極力受け入れるにはどうしたら良いかを考えてくれています。
来月から母体の医療法人で高いポジションにいた看護師が弊社の本社配属となり、より質の高い看護を確立するために現場巡回をするようになります。どうしたらもっと多くの医療依存度の高い方を対応できるようにするか取組みます。間違いなくクオリティが上がります。

頼もしいですね。それから地域に根差した取り組みもしていると伺いましたが、教えてください。

森さん:コロナが五類相当になったら再開しますが、近隣の方たちにも案内を出して、毎週木曜のレクに参加してもらっていました。
また、地域交流室を開放しているので、上の階にある保育園の方に使ってもらったり、区役所の紹介で老人会の囲碁や将棋の場としても提供してきました。

営業推進室 エリアマネージャー 長崎鋭さん

カーサプラチナみなとみらいの魅力

では、皆さんの思っている、カーサプラチナみなとみらいのウリは何でしょう。

畑中さん:各職種間の連携がとてもスムーズで、チームケアができている点だと思います。例えば先日、経管栄養で褥瘡ができている方が入居されましたが、リハビリ、ケア、看護の人たちが集まってきて、「ポジショニングはどうするべきか」とか自主的にすぐ打ち合わせをして、即対応に入っていました。スピード感があり、かつ安心感がありますね。

長崎さん:ここはPT(理学療法士)が2名いるのと、本社付きのST(言語聴覚士)が週に2回巡回してきます。
更に数年前からすぐそばの老健ハートケア横浜の訪問リハビリを受けられるようになったのです。このホームのリハビリスタッフと組み合わせれば、週5回でも本格的なリハビリができるのです。しかもリハビリ3種(PT・OT・ST)を呼べるのはメリットが大きいですね。
このようなリハビリの体制が確立されているのは私たちのグループの中でもここだけです。
実績として、元気になられて在宅復帰された方も3名おられます。

確かに居室から出ておられる入居者様の姿を多く拝見できますものね。

長崎さん:元気になった方が増えた分、別の面で現場は忙しくなったかもしれませんが。

畑中さん:コニカミノルタの「ケアサポートソリューション」という見守りシステムを導入していますので、居室内の転倒リスクを回避できるようになっています。
今、精度を調整中でして、身体の状況変化に応じた検知にするようにして、より効率的に介護できるようにしています。

ここはコンシェルジュもいますよね。

森さん:グループ内でもこのホームだけに配置されています。入居者様のご要望やお話を先ずコンシェルジュが伺い、実現するために各部署と連携を取っています。専門職でなくてもよいことならなんでもやる役目ですね。色んな手配などもしますよ。
そうそう、ここで喜ばれていることとして半径5㎞以内の病院なら無料送迎していることもあげられます。けいゆう病院・横浜市民病院・みなと赤十字病院・亀田病院など大きな病院が多くあり、入居後もそこの病院に通いたいからここを選ばれたという方も多数おられます。因みに亀田病院から整形外科の訪問医が来てくれることになりました。

レクリエーションについてもお聞かせください。

森さん:水曜日は往診医が来る日ので何もありませんが、毎日外部からのレクを取り入れています。エクセサイズ・音楽療法・フラダンス・三味線・体操や元劇団四季の人がやっているヨガは大盛況ですね。
食事も毎週日曜は「プラチナランチ」という特別メニューを用意しています。私は板前だったので、年に2回くらいは実演寿司を行っています。医療、リハビリ、アクティビティに食事と、全てに全力を尽くしています。

施設長 森新太郎さん

カーサプラチナみなとみらいまでの人生の道のり

では、この仕事にかかわるようになった経緯や、やりがいなどを教えてください。

森さん:私は温泉地で住み込みの板前をしていました。その後、調理師として自立型老人ホームで働きましたが、料理人は「美味しい」と言われることに殊更喜びを感じるのです。既製品ではなく、手作りをお出しすると本当に喜ばれました。そのうちフード部の責任者に抜擢されたのですが、管理職をしているうちに老人ホームの施設長になっていました。
転職などして今に至りますが、こちらでは終の棲家として「ここで良かった」とか「今が幸せ」と言われることが励みになります。お客様に喜ばれることにやりがいを感じますよ。

長崎さんはいかがですか?

長崎さん:私はBMWやAudiなどドイツ車の営業をしていました。お客様の中に某大手老人ホーム運営会社の取締役がいて、その方から何度もお誘いしてもらっていたのです。お断りしていたのですが、ある時「本社見学においで」と言われ興味半分で行ったら、そこに社長が待ち構えていたのでした。
妻の実家も老人ホームを運営していたので相談したところ、車よりも未来のある仕事ではないかと思い至り転職したのでした。
その後も遍歴はあるのですが、かつて外車の営業をしていたことが、今のお客様対応に役に立っていると思います。良い物を見極めるお客様のお考えは勉強になります。
カーサプラチナみなとみらいが、他のどこにもないしっかり強みがあるホームとして確立できるようになることが、今の最大のモチベーションですね。

畑中さんもお聞かせください。

畑中さん:学生時代に何かコレといったものがあったわけではなかったのですが、家族からも親戚からも「介護か保育が合っているよ」と勧められ、介護の学校に通い介護職に就きました。
そんなある日、体位交換の介助をしていた際に入居者様が骨折してしまうということが起きてしまったのです。かなりショックで暫く身体介助はできませんでした。私のOJT担当の人が、「このことを自分の糧にして、次はどうしていくのか」と何度も声をかけてくれたのです。
その時からきちんと向き合わないとと思い、体の仕組みや薬のことなど介護だけではなく一から学び直していったのです。私の働く姿勢が変わったことから、やがて主任を任せられるようになり、その後も、現場の立て直しなどに起用されたりして責任を担うようになっていきました。

長崎さん:みなとみらいの現場に一本芯を通したかったので、畑中しかいないと思って来てもらったのです。彼は次世代のエースなのですよ。

介護主任 畑中翔太さん

入居者様インタビュー

ご夫妻で入居されたそうですね。その経緯を教えてください。

鳥居様:もともとは杉並に夫婦で暮らしていたのですが、家内が肺炎を患い入院しました。口から食事ができないということで経鼻経管栄養となってしまったのです。3か月以上は病院には居ることができず、家の近くの老人ホームを見に行きましたが、重度な方が多くて気に入らなかったのです。そんな時、娘の家から徒歩15分の所に良さそうな老人ホームがあるということで、ここに来たわけです。
家内の飲み込みの状態もそれほど悪くは無いようだと、思い切って管を取って、口で食べるよう取組んでもらったら、食べられるようになったのです。嬉しかったですね。

鳥居様ご自身も入居されたのは何故なのですか?

鳥居様:私も病気をして入院してしまったので、退院先は家内がいるここが良いと思ったのです。入居したのは2021年の11月2日のことでした。
入居時はおかゆをやっと食べ、足腰も弱っていて車いすだったのです。でももう一度歩けるようになりたいとリハビリに励みました。リハビリの先生の言う通り頑張っていたら2か月で車いすから杖をついて歩けるようになりました。更に頑張ってもう2か月で杖無しで歩けるようになったんです。食事も皆と同じものを毎食完食していますよ。
残念ながら家内は昨年の9月に亡くなってしまいましたが、私はここの生活で生きがいを見出しています。
50年間テニスをしていましたが、友人が「またやろう」と誘ってくれているのです。先日、リハビリの先生と廊下を走ってみたら走れたので、ダブルスならできるのではと、毎朝素振りしています。
また、能楽も50年やってきて、観世流の師範でもあるのです。正座も長い時間できるようになってきたので、そのうちここで披露できたらと願っているのです。

凄いですね!今日は貴重なお話しを伺えてありがとうございました。

入居者 鳥居正義様
 

取材後記:プラチナは白く輝く上に、粘り強くそして柔軟性があるので、装飾品には理想的な物だそうです。
入居されている方々、そこに働く人々に、時を経ても変わらない、いや、時を経たからこそプラチナのようなきらめきを増している姿を見ることができました。

施設情報

施設名 カーサプラチナみなとみらい
施設種別 介護付き有料老人ホーム
住所 神奈川県横浜市西区花咲町6-143
入居時費用 0円~1.08億円
月額費用 18.4万円~120.1万円
アクセス 高島町駅 徒歩3分 戸部駅 徒歩8分 みなとみらい駅 徒歩10分
桜木町駅 徒歩10分 横浜駅 徒歩13分
ライブラリーホール
プラチナラウンジ
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老人ホーム相談プラザは、有料老人ホームや介護施設を経験豊富な専門の相談員が店舗・訪問・電話・オンライン・一括資料請求等、無料で相談・紹介をしています。老人ホームのホームページやパンフレットに記載されていない評判や雰囲気、医療・介護体制の実態、特色など実際に訪問しないと分からない最新の情報を収集し、公正・中立な立場でプロの目線からお客様のご希望に合った老人ホーム・介護施設を選定・ご提案いたします。老人ホームの見学予約・見学同行・入居時の送迎支援、入居後のアフターフォローもおまかせください。
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