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2023年3月10日

明るく協力しあうスタッフがケアするフローレンスケア宮前平

東京・神奈川を中心に17施設を運営している工藤建設のフローレンスケア。
‘「自分の思い」をカタチにしましょ!それがここち(心地)よさ’をモットーにしています。心地よさはひとりひとり異なるものですが、入居者様が感じていることを家族のようにスタッフへ打ち明けられることによって、本当の心地良さを見出せると考えています。
その取り組みはいかなるものか、フローレンスケア宮前平を取材させてもらいました。

東急田園都市線「宮前平駅」より徒歩8分。閑静な住宅街にたたずむ介護付き有料老人ホームフローレンスケア宮前平。
周辺には区役所、図書館、警察署、消防署といった宮前区の主要公共機関が集まっています。
ホームの特徴としては、24時間看護師が常駐し、「生活リハビリテーション」を重視してきました。
多摩川の花火大会を眺めることができるという屋上には、すがすがしい青空が広がっています。普段はここで季節を感じながら歩行練習をするのだとか。
ホーム長の坂野功明さん、入居相談員与田剛史さん、介護主任廣瀬泰代さん、看護主任多田あつみさんの4人に日々の取り組みや想いを伺いました。

屋上庭園

同じ方向を向くスタッフ

先ずは、フローレンスケア宮前平の魅力を教えてください。

与田さん:何と言ってもスタッフが良いです。みんな明るくて非常に風通しが良い関係です。自分の役割を踏まえていて動きが機敏ですし、連携がスムーズです。

廣瀬さん:スタッフが明るくしてないと入居者様にすぐに感じ取られてしまいます。私たちはいかに入居者様に楽しんでいただけるか、常にレクリエーションや楽しめることを提供しようとしています。些細なことでも笑い声に表現するようにしているのです。

それはとても重要なことですね。しかもスタッフは100名を超えているのに、何か秘訣があるのですか?

坂野さん:入社面接時に思いやりがある人であるかどうかを重視しています。それは入居者様に対しては当然ですが働く仲間に対してもです。
実は私は19年もこのホームに勤めてきました。ですからここのスタッフとともに成長してきたこともあり、話しやすい間柄を築いてこれたと思います。私はここのスタッフが大好きなのです。

廣瀬さん:スタッフが同じ方向を向くとまとまりますよね。
それは入居者様にとってここが最期の場となるかもしれないので「ここに来て良かった」「あなたたちに会えて良かった」と思ってもらえるということです。そのことは長くお住まいになる方にとっても、たとえ短い期間になる方においても同様に、です。

素晴らしい関係性や想いですね。
ところでレクリエーションについてですが、コロナ禍でなかなか行うのも難しかったのではないですか。

坂野さん:私個人的にも散歩が大好きで、今はなるべく入居者様のご要望に応えて外出レクリエーションもし始めています。 コロナ禍の中であっても外出気分を味わっていただきたく、ケータリングでお寿司レクリエーションやケーキバイキングを行ってきました。イベントも各フロア毎に行ったりと工夫してきたのですよ。

介護主任 廣瀬泰代さん

本人様や家族様の思いに寄り添う看護

「医療強化型ホーム」と謳って24時間看護師が常勤となると、通常の老人ホーム以上に様々な方をお迎えしますよね。ご苦労も多いことかと察しますが。

多田さん:医師がいなくても看護師で対応可能な方なら、積極的にお迎えするようにしています。

坂野さん:新規入居者様のお迎えに関しては特に看護師たちととことん話し合います。そして、お看取りまで努力を惜しまないのが私たちの基本スタンスです。

多田さん:病院では医師の判断が絶対ですが、施設では柔軟に対応ができる面があります。本人様なら、家族様ならどうしたいのか、その思いに寄り添うことができます。
実は私の両親もこのホームで最期の時を過ごさせてもらったのです。それだけフローレンスケア宮前平が気に入って安心できたからです。
その時からいよいよ「ご家族なら親を預けてどんな思いを抱くか」を痛感するようになったのです。
本当は誰しもが家で最後まで居たいし、家族に看てもらいたいものです。その分入居者様、家族様の想いに寄り添うことことこそ、私たちの責務だと思うのです。

看護主任 多田あつみさん

生活が良くなるためのリハビリテーション

次に、生活リハビリテーションについても聞かせてください。

与田さん:生活リハビリテーションということにフローレンスケアは随分早い段階から取り組んできました。意外と知られていないのですがね。
全入居者様に「個別機能訓練計画書」を作成しています。それはいわゆる身体的なリハビリテーションを必要とする方のみならず、全員分なのです。
年を負うごとにできないことは増えてきます。でも、できることを少しでも回復すれば、その人の心に光が射してくることになります。「生活が良くなるリハビリテーション」に私たちは取り組んできているのです。
それを実証していくのが個別機能訓練計画書です。これをリハビリテーションのスタッフ(作業療法士・柔道整復師)が作成してスタッフ全員が対応していく仕組みになっています。
単に体を動かすリハビリテーションは苦痛も伴いますが、心が動き出せば体も動いてきます。

多職種で連携しながらリハビリテーションを行っているのですね。

坂野さん:ホームでの生活の様々なシーンにおいてリハビリテーションの要素が盛り込まられています。
集団リハビリテーションでは決まった時間や場所に集まることで生活のリズムを作ります。
入居者様同士の連帯感が生まれ、互いに楽しみながら、励ましあいながら取り組んでいます。
アクティビティにおいては習字、手芸、計算や漢字ドリルなど、入居者様が興味あり抵抗なく行えることを提供しています。
これらのことで認知機能の低下予防や、精神面での活性化を目指しているのです。

入居相談員 与田剛史さん

老人ホームでのやりがい

廣瀬さん、多田さんのやりがいや喜びなども教えてください。

廣瀬さん:私は接客業や営業をやってきましたが、介護は楽しいですね。
入居者様の笑顔が見られた時はとても嬉しいです。特になかなか笑わない方が笑顔になったらテンション上がります。スタッフの方が癒されますよ。
それに、家族様からの感謝の声も励みになりますね。

多田さん:病院勤務が長かったのですが、医師の指示通り業務をこなしてきた感じでした。
もちろん施設でも対応する業務は多いのですが、思いやりの心を持って優しく看護することができます。単なる処置ではなく本人様や家族様の意向を汲んで対応できることは良いことですね。

与田さん、坂野さんはいかがですか。

与田さん:長年アパレル関係の仕事をして飛び回っていました。
ところが会社倒産の憂き目にあって50歳の時に介護の現場に入りました。その後入居相談員になるのですが、これは天職だと確信しています。何より困っている方のお役に立てることが自身のプライドになっています。「ありがとう」と言われる重みが違うので、とても達成感があります。

坂野さん:私はたまたま21歳の時にヘルパーの資格を取ったのですが、特に介護に対して思い入れがあったわけではありませんでした。しかし、実際の介護の現場に入るとすっかり楽しくなってハマってしまいました。人と関わりを持つことが自分の好きなことだと実感したのです。
今は管理者となり、現場だけではない様々なことを体験していますが、結果として数字に表れてくることは具体的に改善していくことにもなり、楽しみながらやっています。
入居者様のためにも、スタッフの皆に一息つける場所を作り、一緒に悩み共感しあえるホーム長であることを今後も取り組んでいきます。

ホーム長 坂野功明さん

施設情報

施設名 フローレンスケア宮前平
施設種別 介護付き有料老人ホーム
住所 神奈川県川崎市宮前区宮前平2-9-2
入居時費用 744万円~0円
月額費用 16.5万円~25万円
アクセス 東急東急田園都市線「宮前平駅」より徒歩8分 東名高速「川崎」I.Cより約5分
外観
エントランス
居室
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