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2015年01月29日

介護職員初任者研修の資格体験談/7日目 高齢者体験、介助者体験。介護職員初任者研修らしいグループワーク

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お探し介護のA相談員が、「高齢者の介護の現場を知ること」目的に、介護職員初任者研修で資格の取得を目指して受講しているリアルなレポートを書いています。私は平成15年頃から介護業界に関わり、ITと介護を融合させ様々なサービスや仕組みを提供してきました。その中のひとつは恐らく日本最大級のサービスになり、多くの介護事業者の方々が利用されているかと思います。サービス名や仕組みを自分で考え、それが全国の介護事業者の方々に利用され、とても嬉しく思っています。すでにそれらの事業からは離れてしまいましたが、今度は「お探し介護」を軸にして介護業界に貢献していきたいと思います。小さな小さな会社がアイデアと行動で介護業界の課題を解決することにやりがいと面白さを感じています。しかし、ある程度知識や経験がつくと原点を忘れてしまうことがあると思います。だから、今回は会社に無理を言って、介護職員初任者研修の資格を取得して、実際に夜間や土日を活用してヘルパーと介護の現場に出て“リアルな今”を知りたいと思っています。また、そこで得た知識や経験をさらに介護業界に微力ながら還元したいと思っています。

えっ、何で今更(また)そんな事を言い出すか?
それは、「このレポートがなかなか大変で。授業が終わった日に書かないと忘れる&サボるのでリアルにリアルタイムに書いています」だから、そもそも何で初任者研修を受講しているか自分に確認してみました。よかったら「いいね!」ボタン押してください。冗談です。お探し介護には「いいね!」はありません。でも、このレポートがこれから介護職員初任者研修を取得する方にきっと役立つと信じてブログも続かない私が、終わりまでしっかりレポートしたいと思います。

前回(介護初任者研修の6日目)のレポートはこちら

受講生の皆さん、名札を隠すのはやめましょう

さて、今日の講師の先生は終日同一の先生で看護師の方です。現在は横浜福祉サービス協会以外の介護事業者で人材育成の責任者として活躍しているそうです。元々は大学病院で定年まで働いていた方なので、まさに看護師長という雰囲気(実際は師長かはわかりませんが)感じの方でした。何故か私のことをよく指すのでお昼に「あー、一番前の席だし、名札が原因か」と思ったので、こっそり名札を洋服の中に入れてみたのですが、そのあとも「○○さん」と当て続けられ、「おっさすがだ」と1人で関心していました。ただ、皆さん名札を隠すのはやめましょう。逆に当てられます。

今日の介護職員初任者のカリキュラムは「老化に伴う変化と日常」「高齢者と健康」です。私は興味のあるカリキュラムですので、勉強になる内容でした。先生がしきりに言っていたことは「個人差が大きい」ということです。私が老人ホームや高齢者住宅などを探す方々に相談をうけるときに病気や身体状況のことは時間をかけてお伺いします。例えば同じ病名・症状でもその方の老化の個人差(同じ年齢でも)や社会的影響(職業、家族、役割、喪失体験)、経験(生活習慣、人間関係)でだいぶ状況が異なります。だから、ご本人のこれまでの価値観やライフヒストリーを理解することがとても重要なことになってきます。

受講生の皆さん、名札を隠すのはやめましょう

高齢者体験と介助者体験

さて、今日はこれまでよりも介護職員初任者研修らしいグループワークがありました。その一つが「高齢者体験」「介助者体験」です。

●ゴーグル・・・視野の欠損、白内障による視覚機能の変化
●肘サポーター・・・肘関節の固定
●膝サポーター・・・膝関節の固定
●手首重り・・・腕の筋力低下
●足首重り・・・脚の筋力低下
●杖・・・負担のかかった体をサポート

グループ内で高齢者と介助者の体験をしました。今回の先生の指示では「片麻痺」「視野欠損」をそれぞれ別々にするという想定だったのですが、私は女性陣に「全部付けちゃえ」と言われ、こんな姿になりました。先生に怒られるのではないかとヒヤヒヤしました。ただ、この体験を通じて、私も含め他の受講生も色々と感じたことがあるのではないかと思います。受講生の中から先生への質問で「片麻痺がある場合、どちら側に立って介助するのですか?」「片麻痺がある場合、どちらの足から(段差)降りればいいですか?」という質問がありました。先生は「あえてここでは言いません。実習で現場に行くときに自分で見たり、聞いたりして下さい」とのことです。さすが、人材育成の責任者の先生ですね。

ちなみに高齢者疑似体験グッズは全国の社会福祉協議会やボランティアセンターで借りることができるそうです(無料で)。親や家族の介護で悩んでいる方には、是非体験していただければ相手の立場もわかり良いのではないかと思います。

■名言
「ひとつひとつを解釈して、行動してください。」

かい‐しゃく【解釈】
[名](スル) 言葉や文章の意味・内容を解きほぐして明らかにすること。また、その説明。

何でだろう。今日は疲れました。

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