自分らしく、より自由で贅沢に「プレザングラン久我山」
ケア21は、東証スタンダード上場の総合福祉企業です。
2000年から訪問介護事業をスタートし、ご利用者様の「生きがい・楽しさ・笑顔があふれる」心を大切にする介護サービスを提供してきました。
ケア21は老人ホーム、認知症グループホーム、小規模多機能居宅介護など全国に150以上の介護施設を運営しています。
老人ホームは3ブランドあり「プレザンリュクス」「プレザングラン」「プレザンメゾン」の3シリーズを展開しています。
「プレザン」とはフランス語で「楽しい」「気持ちの良い」「魅力的な」「快適な」などの意味があります。入居者様が笑顔で楽しく、健やかで快適な毎日をお過ごしいただくために、知識と経験豊富な介護のプロフェッショナルがチームとなり、より生き生きとした気持ちや行動を引き出すケアや他者とかかわる環境づくりなどを行っています。
今回訪問したのは「プレザングラン久我山」。久我山駅から徒歩11分の閑静な住宅街の中に立地しています。
インタビューに応じてくれたのは東日本第2福祉事業部サービス1課マネージャーの矢富浩一郎さん、施設長の長内浩美さんです。
贅沢な入浴、散歩、食事
─ それではプレザンシリーズのコンセプトから教えてください。
矢富さん:ケア21は在宅サービスから始まり、その後に介護施設運営に参入し、低価格帯の施設を展開してきました。そして5年ほど前から高価価格帯の老人ホーム運営も行っていますが、在宅介護で培ったサービスをベースに、我が家のように温かみがある施設運営を心掛けてきました。
プレザングランはホテルのようなラグジュアリーな空間を演出していますが、大事にしているのは人と人との温かみです。それは、コミュニティを持つことで生活が豊かになると考えています。社交性のある生活を提供し、イベントやアクティビティを通じて施設内での友人作りに寄与し、施設外の今までの交流も大事にしてもらいます。社会との繋がり、人との繋がりを「プレザンコミュニティ」と呼んで大事にしています。
─ では、プレザングラン久我山のコンセプトを教えてください。
長内さん:「自分らしく、より自由で贅沢に」です。贅沢というのは物質的なことよりも、時間を優雅に使えることを意味します。
具体的な事柄としては、入浴、散歩、食事が代表的なので詳しくお話しします。
先ずは入浴ですが、介護保険上では施設での入浴は週に最低2回となっていますが、ここでは入浴の回数制限を設けていません。それは自立度が高い方がご自分で入浴できるということに限らず、要介護の方もご要望に応じて対応しているのです。例えば車いすの方が汗をかいたからタオルで清拭では贅沢ではありませんよね。ちゃんと入浴介助したほうが贅沢です。また、入浴時間もご希望にそえるようにしています。
─ それは有難いですね。施設での入浴回数が少ないことが不満としてあげられることはよく耳にしますからね。
長内さん:次に散歩です。行く行かないはご自身の判断ではありますが、毎日マンツーマンで実施しているのです。おひとり様約10~15分くらいですが、歩けない方は屋上にお連れして外気に触れ日光浴をしていただきます。また、ご自分から言い出せない方も職員からお誘いしているのです。
職員が同行して散歩していると、心も開き口も開かれることが多いですね。
普段聞けないお話が聞けたりするので、それを介護に反映することもできます。お一人おひとりに寄り添って散歩できる時間があることも贅沢と言えるのではないでしょうか。
近所にご自宅がある方は、夕方になるとお仏壇にお参りに出かけるのを日課にされています。
─ なかなか外出することもままならない施設や、集団で散歩するという施設はありますが、毎日マンツーマンで散歩するところは希少ですね。
長内さん:それから、何と言っても生活の中での一番の楽しみは食事です。朝食は和洋からその場で選べて、7時30分~9時30分の間であればいつ来られても良いのです。これも贅沢な時間ですよね。
そして昼食は食事のサンプルが置いてありまして、肉料理・魚料理・麺・丼の中から自由にセレクトできるのです。セントラルキッチンで湯煎して出すのではなく、オーダーが入ったらそこで作るので、お昼が待ち遠しいと言われる方もおられます。時間も11時30分から13時30分の間となっております。
夕食は1食のみですが、晩酌もできます。熱燗を注文する方もおられますよ。時間は17時~19時までとなっています。
因みに毎週金曜日は予約制ですが、レストランの一角にあるバーカウンターでナイトバーを開催しています。おつまみもちゃんと厨房で作ってくれたものを出します。ママは私ですけれど(笑)。
プレザングラン久我山の特徴
─ コンシェルジュはどのような役割を担っているのですか?
矢富さん:コンシェルジュの存在は大きいですね。ホスピタリティを維持するポジションにあるだけでなく、積極的に企画して介護職員ができないサービス提供をしています。
長内さん:例えばフラワーアレンジメントや音楽教室、英会話など個人レッスンの手配調整や、浅草の人力車に乗りに行ったり、深大寺のおそばを食べに出かけるなどの外出のお手伝いもしています。またマグロの解体ショーなど非日常のイベント企画も行っています。
入居者様のお部屋を訪室して、お話を伺う中でその人に合ったサービスも提案しています。例えばタクティールケアを入れたり、趣味の陶芸ペインティングをできるように手配したりしています。
─ アクティビティに関しても教えてください。
長内さん:毎日、朝は近隣の方たちと一緒に行う太極拳があり、午前中にコグニ体操をしています。午後はリハビリにつながるアクティビティを用意しています。肺活量や嚥下に効果がある吹き矢、上半身を鍛えるカーリング、作業療法を兼ねた絵画の会などですね。
基本的には集団活動を強要しませんので、ご自分のペースで参加いただいています。
─ 私もケア21が運営している未来ケアカレッジで初任者研修を取得しましたが、御社は教育や研修にかなり力を入れているというイメージがありますが、いかがでしょうか?
矢富さん:経営理念に「人を大事にし、人を育てる」とありまして、研修項目は300にもなります。ですので未経験の方も積極的に採用しています。この頃は50~60代で介護をはじめる方も多くいるので、弊社では定年制を廃止しました。
入社時研修は勿論のこと、半年間は月に1回フォローアップ研修を行っていますね。質を高めるために毎月研修があり、マナー研修、コーチング研修、メンタルヘルス研修なども行われています。
THE BIG HOUSE そして Big family
─ 長内さんが思うここの魅力は何でしょうか?
長内さん:ここに集まっているスタッフですね。半数は未来ケアカレッジの出身者ですし、新規ホームに携わりたいと志願して異動してきたスタッフが中核になっています。
技術力だけではなく、どうしたら入居者様に満足していただけるかを常に考えて、よく動いてくれています。職種間のいざこざなどなく、チームケアができています。
─ 矢富さんはどうですか?
矢富さん:久我山という立地に加えてハイクオリティなハードですね。コスパ的には安いくらいだと思っています。建物のコンセプトはTHE BIG HOUSEですが、居室がhomeで共有部分はtown。高齢者の施設という雰囲気ではなく、ホテルライクな佇まいとなっています。
─ 見学者がここに決められるのはどのようなことでしょうか?
長内さん:しっかりとした介護経験のあるベテランスタッフが多いことに安心感を持たれるようです。若いスタッフもいますし、人生経験がマナーとなって表れてるスタッフもいます。それでいてBig familyのように温かく接しているので、そこが決め手となっているようです。ご家族が対応できないことを代わりに私たちがさせていただく、施設ではなく自宅として見ていただきたいのです。どうかわがままを言ってもらいたいです。私たちができる限り応えていきます。なぜなら入居者様は私たちのBig familyなのですから。
矢富さん:見学に来られる方は杉並の方や、久我山に住んでいるステータスを大事にしている方が多いです。入居してもいつでも自宅に行けるということに安心感を抱かれるご様子を拝見します。ここではセカンドハウスとして栄養管理や健康管理をして、ご自宅と併用していただくことを提案すると喜ばれますね。
介護を生業として
─ それではここに至るまでの人生の道のりを教えてください。
矢富さん:私は長男ですので、いずれ親の介護をしないといけないと考えていたので、介護の仕事に就いたのです。
新卒でケア21に入りました。最初はデイサービスで介護職をしていましたがやがてセンター長をしたり、老人ホームの施設長も経験しました。現在は東日本のエリアマネージャーとなり、複数の施設運営管理やフォロー、新規施設の開設や営業などに携わっています。
弊社は「失敗を歓迎する」社風がありまして、チャレンジ精神がある者にはどんどん仕事を任せてくれるのです。楽しい会社だからずっとここで続けてこれたと思っています。自分で考え自分で実行するので責任も思いですが、働き甲斐がある会社なのです。
─ 長内さんもお願いします。
長内さん:テレビで介護の特集を見ていて、「介護されるのはどんな気持ちなのだろう」と思ったことから介護に惹かれ、当時のヘルパー2級の資格を取りました。最初は訪問介護から始まり、色々な施設も経験させてもらったのです。
介護をさせていただく方は千差万別で、認知症や色々な疾患疾病に対応してきましたが、知れば知るほど奥深く興味深いもので、すっかり介護にハマってしまいました。そして介護を行う上で心に強く刻んだことは、自分がされて嫌なことは絶対してはいけないというシンプルなことでした。
やがて管理者になるのですが、自分が思い描くように人は動かないものですが、自分が学び変わることで成長させてもらっています。
ケア21は、「あなたが良いと思うならやってごらん」とチャレンジさせてくれるのが面白いですね。そして、間違ったら一緒に取組んでくれるので有難いです。
最後に一言。入居を少しでも検討される方は是非体験入居してもらいたいのです。そうすればここの良さが本当に伝わります。ご家族も本人様と一緒に体験入居されることもありますし、ご家族が体験入居することも可能です。是非プレザングラン久我山を体験してください。
─ 本日はお忙しい中、ありがとうございました。
取材後記:ご家族にも是非体験入居をしてもらいたいとの話が出ましたが、1泊2日で6600円(キャンペーン期間中)はコスパが良すぎると驚きました。私も体験入居させてもらえば、もっと良い取材記事が書けるかもと思ってしまいました。
屋上から見えるパノラマ状の眺めは最高で、さわやかな薫風が通り過ぎていました。
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- 老人ホーム相談プラザは、有料老人ホームや介護施設を経験豊富な専門の相談員が店舗・訪問・電話・オンライン・一括資料請求等、無料で相談・紹介をしています。老人ホームのホームページやパンフレットに記載されていない評判や雰囲気、医療・介護体制の実態、特色など実際に訪問しないと分からない最新の情報を収集し、公正・中立な立場でプロの目線からお客様のご希望に合った老人ホーム・介護施設を選定・ご提案いたします。老人ホームの見学予約・見学同行・入居時の送迎支援、入居後のアフターフォローもおまかせください。