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2024.05.15
相談員ブログ

スマホ認知症について

【スマホ認知症とは】
「スマホ認知症」とは正式な病名ではなく、認知症とよく似た症状が現れる状態を指します。
スマホの過度な使用により発症する精神的・認知的な問題の総称として使われるようになった言葉なのです。
近年、30代から50代を中心に、「スマホ認知症」とみられる人が増えてきていると言われています。
スマホ認知症はしっかりと対処すれば症状の改善が見込まれますが、場合によっては若年性認知症を引き起こす可能性も含んでいます。

【スマホ認知症の原因】
脳の前頭前野には「浅く考える機能」「深く考える機能」「ぼんやり考える機能」があります。
スマホやデジタルデバイスから押し寄せる大量の情報量は、前頭前野の「浅く考える機能」だけを強く刺激します。
脳は情報を処理するために活発に働いていますが、情報がタスクとして蓄積されていくと、脳は情報を処理しきれずにパンク状態に陥ってしまいます。
脳の疲弊が深刻化すると、新たな情報を取り込む機能や、必要な情報を引き出す機能が低下して、スマホ認知症の症状が現れ始めます。

【スマホ認知症の症状】
スマホ認知症は、アルツハイマー型認知症とよく似た症状が見られます。
・記憶力の低下
頻繁に物忘れが増加して、新しい情報の記憶力が低下していきます。また、記憶維持時間が短くなったりします。

・集中力の低下
勉強や仕事など作業をする時に集中力が継続できずに、注意が散漫になってしまいます。

・遂行能力の低下
計画をたてて、作業に段取りをつける機能が低下します。以前できたことができなくなってしまいます。

・感情の制御が不安定になる
感情を司る前頭葉の働きが鈍くなり、感情の制御が難しくなったり、情緒が不安定になります。

・コミュニケーション能力の低下
会話をしたり文章化する際に、自分の意志を伝える言葉が出てこなくなったり、相手の話がよく理解できなくなります。

・企画力や創造力の低下
脳の機能が不活発化するために、仕事や生活の中で新しいアイデアや思い付きが発想されにくくなります。工夫や挑戦することが無くなっていきます。

・睡眠障害
深夜に及ぶスマホの使用や、ブルーライトの影響を受け、睡眠障害を発症し、日中の行動にも支障が生じてしまいます。

【スマホ認知症の対策】
・デジタルデトックスをする
一定時間スマホやデジタルデバイスに触れない時間を設けるよう心掛けましょう。
スマホを見ずに人と会話したり自然と触れ合ったりすることで、脳はリフレッシュされます。

・スマホ以外から情報収集をする
何かあるとすぐにスマホで検索してしまいますが、それを続けていくと考える機会が減り、スマホ認知症になるリスクを高めてしまいます。
本で調べる、深く考える、人に尋ねてみるなど、脳の機能を低下させないために、自力で解決することを意識しましょう。

・直接的なコミュニケーションを増やす。
人と直接コミュニケーションを持つことは、脳の活性化を促します。
直接顔を見ながら話すことは、スマホ認知症を予防することにもつながります。

・頭を使う、頭を鍛える
頭も筋肉と同様に使わないと衰えていきます。パズルやゲーム、絵を描いたり、楽器の演奏など脳をトレーニングする活動を取り入れましょう。

・読書をする
実際の紙の本や雑誌、新聞などを読むことで、読解力や記憶力が向上すると言われています。

・屋外で身体を動かす
屋外で身体を動かすことは、脳を活性化させ、血流を増加させて脳への栄養供給を促します。

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