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2020.05.27
介護ニュース

神奈川県、介護者がコロナ入院で不在となった在宅の高齢者・障害者を受け入れる専用入所施設を設置

 神奈川県は昨26日、新型コロナウイルスに対応した「神奈川モデル」の新たな取り組みとして、在宅の高齢者や障害者の介護をされておられる家族が新型コロナウイルスに感染し、入院するなどで介護者不在となり、介護を受けていた高齢者や障害者が取り残された場合に備え、本人が陰性の場合に受け入れる「短期入所協力施設」や、陽性・軽症でも福祉的ケアの割合が高く医療機関への入院が難しい場合に受け入れる「ケア付き宿泊療養施設」を新たに設置する、と発表しました。

 介護を受けていた高齢者や障害者の一時的保護が必要とされる場合、まず本人に迅速にPCR検査を行い、検査結果が陰性の場合は、専用の「短期入所協力施設」の入居していただき、施設において福祉的ケアやサービスを提供します。陰性対応の「短期入所協施設」は、介護保険事業所3ヶ所(横須賀三浦地域、湘南地域、県西地域)、障害福祉事業所2ヶ所(横須賀三浦地域、県西地域《県立中井やまゆり園》)の全5ヶ所で設置予定。

 PCR検査の結果が陰性の場合は、高齢者や障害者は軽症であっても原則として重点医療機関や協力病院等に入院いただきますが、コロナが軽症または無症状で、かつ認知症や重度の知的障害等により福祉的ケアの比重が高く、医療機関への入院が難しい場合は、専用の「ケア付き宿泊療養施設」に入所いただき、施設において感染症対策に配慮したうえで、福祉的ケアやサービスを提供します。陽性対応の「ケア付き宿泊療養施設」は、秦野清華園と、県西地域の全2ヶ所設置予定。

 また、福祉施設で感染が発生し、職員に入院や自宅待機などのより福祉サービスの維持が困難となった場合に備え、状況に応じて他に地域から応援職員の派遣等を行う事業も開始。現在、応援・協力が可能な施設や個人を募集しています。派遣などに必要となった旅費や新たに生じる雇用費等については、県が財政的支援を行うそうです。職員を派遣可能な施設や短期勤務可能な方の登録先、職員派遣等の相談先は、(福)神奈川県社会福祉協議会 総務企画部 企画調整・情報提供担当(電話)045・311・1421。事業の詳細、派遣可能施設の登録様式、個人の方の登録フォーム7は、http://www.knsyk.jp/s/shiru/ouennbosyuu_corona.html
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