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2020.06.28
介護ニュース

神奈川県藤沢市で電動車いすのシェアリング開始へ

 クルマや自転車では「シェアリング」というものが少しずつ進んでいるようですが、今度は「電動車いす」でも「シェアリング」がスタートするという、高齢者にとってはありがたい情報です。

 パーソナルモビリティの開発・販売を手がけるWHILLは、来月はじめより、神奈川県藤沢市にあるスマートシティで、電動車いす「WHILL ModelC」のシェアリングをはじめる、と発表しました。

 「WHILL ModelC」は、高齢者などの自力での外出を後押しすべく、従来の段差や悪路もクリアする強みを残しつつ、更なる小型化・軽量化を図ったモデル。WHILLでは今回、藤 藤沢市で進められている先端技術などを活かした「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン(FujisawaSST)」構想において、トータルモビリティサービス拠点「スクエアモビリティ」を運営するサンオータスと提携し、自動車や自転車と同じように「WHILL ModelC」を簡易にシェアリングできるようにして、地域の有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅の入居者らに無料で使ってもらい、外出機会を増やして健康維持につなげてほしい、といいます。

 WHILLは今回の取り組みについて、新型コロナウイルス感染拡大を踏まえ、公共交通機関の利用を避けたい高齢者、ヘルパーの支援を控えている高齢者らにも有用だと説明。「新しい生活様式」の中で高齢者らが陥りやすい“閉じこもり”の予防などに貢献していく、とし、合わせて、「ここで得られた知見を他の自治体におけるシェアリングでも活用していく」との計画を明かしています。

 これは電動車いすが欲しくても経済的理由などで買えない高齢者には朗報ですね。早く他の地域へもどんどん広がってほしいものです。

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