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2020.08.29
介護ニュース

コロナ時代にレクリエーションに!オンラインで「お茶旅」はいかが?

 一時は日々最高を更新していた新型コロナウイルスの感染数。ここのところは少し落ち着いてきたものの、依然高止まりの状態が続いています。どうやら新型コロナウイルスとはいやおうなく共存というか、当分の間付き合っていかなければならないような、あきらめにも似た空気が漂っています。そんないわゆる“コロナ時代”の新たなレクリエーションの形となるか?といった取り組みをひとつ。

 関東・関西・徳島を中心に100以上の病院・介護施設を展開する平成医療福祉グループでは、グループ介護施設と各地方の生産者・観光協会などをオンラインでつなぎ、新しい出会いを生み出す「お茶旅」を開始しました。

 これは身体的・状況的な理由に加え、コロナ禍の影響で外出の機会が以前より少なくなってしまった施設利用者に旅や新しい出会いなどの機会を、施設にいながらにして少しでも体感していただこうという取り組み。施設のおやつ時間に、該当地域の産品(お茶やお菓子)を利用者に提供し、同時にオンライン会議システムを使用して現地の生産者や観光協会などと施設をつなぎ、提供してもらった食材や地域のお話を直接していただきます。

 いつものお茶の時間に旅の疑似を体験演出し、憩うだけでなく、“5感(見る・聞く・触る・味わう・匂う)”を使った愉しみt9お、距離という隔たりを超えた、よりリアルに近いコミュニケーションを提供。この企画を通じて地域とつながるなかで、懐かしい旅の思いでと重ねられたり、懐かしい誰かをふと思い出したりすることがあるかもしれませんね。

 「利用者さんの施設での暮らしに、日常を取り戻す機会をひとつでも多く提供したい」という思いで生まれた「お茶旅」。物理的な距離を保ちながら、心理的な隔たりを飛び越えることのできるこの企画で、利用者一人ひとりの施設での暮らしが豊かなものになるといいですね。

 初回は8月27日、東京都の「ケアホーム葛飾」で実施され、島根県津和野町の香味園上領本舗「ざら茶」と、津和野銘菓三松堂「こいの里」が提供され、喜ばれました。今後も、各地域の生産者や地方自治体、地域おこしの団体様などの協力を仰ぎながら、利用者に疑似旅を提供してまいります、としています。問い合わせは平成医療グループまで。
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