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2020.09.20
介護ニュース

介護・認知症について考える絵本『おばあちゃんの おうち』、全国の小学校や幼稚園など約2万8千カ所に寄贈

 家族の介護ははじまったときに、大事なことは色々あるとは思いますが、1番大事なのに、意外と忘れがちなのが、“家族の理解”を得ることです。ときに認知症の場合は家族をはじめとする周囲の理解がなによりも大事。なんですが、小さなお子さんに「理解してね」と言っても、なかなか難しいですよね。

 では、絵本で介護や認知症を理解できるとしたら、どうでしょうか? そんな絵本、あったらいいですね。ということで、メディカル・ケア・サービス株式会社(埼玉県さいたま市)は、認知症とその介護についての理解を深めてもらうことを目的としたオリジナル絵本『おばあちゃんの おうち』(発行元:株式会社学研プラス)の監修を担当。この絵本を、株式会社学研ホールディングス(東京都品川区)によって、全国の小学校・図書館・児童館や幼稚園・保育園など、約28000カ所に寄贈する。と発表しました。

 『おばあちゃんの おうち』は、主人公の女の子が、大好きなおばあちゃんとの関わりを通じて、認知症のこと、グループホームでの暮らし、介護士の存在を知り、その重要性を理解していく、という内容。読者である子どもたちや保育者の方々は、主人公の女の子と一緒に、認知症の介護の様子や大切さを知ることができます。

 メディカル・ケア・サービス(株)は、1999年に埼玉で創業以来、一貫して「認知症ケア」を専門とし、認知症の緩和や改善に向けて取り組んできて、現在ではグループホームの運営居室数が日本一の実績を誇り、全国300カ所以上で介護事業所を展開しています。

 同社では、高齢化に伴い認知症への関心が高まる中、認知症に対しては正しく理解されていない現状があり、子供たちにとっても「認知症」はまだ身近ではないテーマであることから、今回の絵本を通じて、大人だけでなく、子どもたちにも「認知症」やグループホームの様子を正しく理解していただくことで、誰もが暮らしやすい環境や社会になってほしい、という思いで監修しています、とのこと。どこかで見かけてたら、ぜひ手にとってご覧になってください。
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