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2015.12.15
介護ニュース

視力障害の少女の手記、70年の時を経て復刻

昭和17年に出版された後、70年の時を超えて復刻された本があります。高橋タカ子さん著の「愛情の庭」です。タカ子さんは大正9年生まれ、執筆の時はまだ少女でした。
この本は、タカ子さんが寄宿舎生活を送った東京盲学校(現・筑波大学附属視覚特別支援学校)での思い出が記されています。一人の少女の成長のストーリーであり、当時の女性の生きづらさ、視力障害であることのへの葛藤が綴られています。
物語の中では社会のあり方に切り込む場面もあり、戦前の視力障害に対する資料としても注目されています。

2015年11月15日、著書の復刻を受けて、ラジオ第2にてタカ子さんへのインタビューが放送されました。95歳になったタカコさんは足腰こそ弱りつつあるものの、趣味の読書や俳句を楽しみ、いまも活力を持って生活しています。

物語の中には、このようにな言葉があります。「運命に抗することは人間にはできない。けれども運命を創造することはできる」。戦前の状況を知る貴重な資料であるとともに、現在へも通じる物語となっています。
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