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2015.12.16
介護ニュース

認知症を幅広い人に理解してもらうには

大阪府で2011年に起きた、とある自宅で同じ屋根の下に暮らす母親が胸の骨折、複数の傷がついた状態で死亡していたのを息子夫婦が発見した事件がありました。

この時、息子夫婦は息子の母親が認知症を患っていることは知りませんでした。その9ヶ月後に息子夫婦は暴行の容疑で逮捕され、同罪で起訴されました。
2014年に大阪地裁は判決で「息子夫婦が母親の顔を殴り暴行した。悪質極まりない」として懲役8年の刑を言い渡しました。
当然、見に覚えのない夫婦は控訴し、その後の控訴審で母親の認知症が認められましたが、減刑処分となり20万円の罰金を支払い釈放となりました。
罪を犯してはいませんが、元の生活に一刻も早く戻りたい思いで罰金を支払うことになりました。
優しくて温厚だった母親が暴言、暴力など昔では考えられない行動をし始めた時に認知症を疑っていれば、もしかしたらこんな事にはなっていなかったかもしれません。
今でも夫婦は認知症を幅広い人に知ってもらえるよう自らの経験を通し、講演会を開いています。
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