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2023.10.05
相談員ブログ

介護老人保健施設 メリットとデメリット

【介護老人保健施設とは】
介護老人保健施設は、略して「老健」とも呼ばれていて、基本的に65歳以上で要介護1以上の方を対象とした高齢者施設です。
主に病院での治療を終えたあともサポートを必要とする高齢者が自宅復帰できるように対応しています。
介護老人保健施設をご利用できる方は、病状が安定していて入院治療の必要がない方で、リハビリテーションを必要とされる方です。
老健は医師が常駐し看護師の配置もあるので、一定の診療や投薬、注射などの医療行為を必要に応じて受けることが可能です。
看護師については夜間の常駐が義務付けられていませんが、24時間体制で勤務しているところは多いです。
医療やリハビリテーションに注力している短期入所施設となりますので、3か月入所が基本で、3か月ごとの退所判定を行うため、終身利用はできません。

【メリット】
・リハビリテーションが充実している。
・公的な施設のため費用が比較的安い。
・入居金などの初期費用が不要。
・医師や看護師常駐している。
・施設の介護職員による24時間の介護が受けられる。
・減免措置の制度があり、低所得者でも利用することができる。

【デメリット】
・退所できると判定されると継続した入居ができない。
・在宅復帰を目的としているので、3ヶ月~6か月を目安に退所しなければならない。
・要介護1以上でないと入所できない。
・洗濯や買い物代行などの生活支援サービスは充実していない。
・多床室の場合もある。
・今までのかかりつけ医を利用できない。
・レクリエーションやイベントはあまり充実していない。
・老健に入所中は医療保険の適用はなく、薬は施設側の介護報酬で賄わなければならないため、内服薬の多い方や、高額な薬を継続的に利用している方は入所できないことがある。

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