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2023.10.10
相談員ブログ

介護医療院 メリットとデメリット

【介護医療院】
2023年度末に廃止する「介護療養型医療施設」の引継ぎ先として、2018年の介護保険法改正とともにできた施設です。
「日常的な医療ケアなどの医療機能」と「生活施設としての機能」を兼ね備えています。
介護医療院は、医師や看護師などの医療スタッフが常駐する、要介護1以上の方が対象の高齢者施設です。
重篤な身体疾患や合併症のある認知症の方が長期療養を行うための施設であり、終末期にも対応する役割があります。
介護医療院にはI型とII型があり、
Ⅰ型:重篤な身体疾患を有する方、身体合併症を有する認知症の高齢者など
Ⅱ型:容態が比較的安定した方
と区分されています。
また、介護医療院には居住スペースと医療機関を併設した形態の「医療外付け型」もあります。
国からの補助金で運営しているため、民間の施設よりも安価な費用で利用できます。

【メリット】
・喀痰吸引や経管栄養などが必要な重度な方の利用が可能
・病院併設なので、急変時に関連病院に受け入れ可能
・リハビリスタッフの配置がある
・看取りやターミナルケアに対応しているので、最期まで入居できる。
・入院施設ではなく生活施設なので、レクリエーションや談話室がある。


【デメリット】
・個室がない場合もあり、プライバシーの確保が難しいことがある。
・医療機関である療養病棟と比較した場合、療養病棟では居住費がかからないので、その分介護医療院費用は高く感じてしまう。
・数が少ないので、選択肢があまりない。

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