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2023.10.25
相談員ブログ

特別養護老人ホーム メリットとデメリット

【特別養護老人ホームとは】
一般的に「特養」と呼ばれる特別養護老人ホームの介護保険上での正式名称は、「介護老人福祉施設」です。
利用対象は身体上・精神上に障害があり常時介護が必要、かつ、在宅介護が困難な高齢者です。
基本的には要介護3以上の方しか入居できないのですが、要介護1・2は特例条件がもうけてあり、極まれに入居できる場合もあります。
排泄介助・食事介助・入浴介助など、24時間体制の介護サービスが提供されます。
特別養護老人ホームは、手厚い介護体制を備え、長期利用を前提としているので、終身利用する方が多いです。
それらのことに加えて費用も安いために、入居希望者が多く入居までの待機期間も長くなる傾向にあります。

特別養護老人ホームには3種類あります。
・広域密着型特別養護老人ホーム
定員が30人以上の施設で、居住地制限が無いため、どこに住んでいる人でも申し込みができます。
・地域密着型特別養護老人ホーム
定員が29人以下の施設で、原則的に施設のある地域に住民票がある方のみが申し込み可能となっています。
・地域サポート型特別養護老人ホーム
在宅介護の高齢者に見守りや援助する施設ですが、数はとても少ないです。

【メリット】
・公的な施設のため費用が比較的安く、入居金などの初期費用が不要。
・施設の介護職員による24時間の介護が受けられる。
・介護度が高くても入居できる。
・終身にわたって長期入居が可能である。

【デメリット】
・待機者数が多く入居までの期間が長い。
・要介護3以上でないと入居出来ない。
・夜間の医療体制がないので、たん吸引などの夜間に医療処置が必要な場合は退去しなければならない可能性がある。
・多床室の場合もある。
・所得によって費用が変わる。

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