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2024.06.17
相談員ブログ

MCI(軽度認知症)について

【MCIとは】
軽度認知症はMCI(Mild Cognitive Impairment)と呼ばれ、健常者と認知症の中間にあたります。
認知機能に問題を感じられる面がありますが、日常生活には支障がない状況ではあります。
以下が、MCIの定義となります。
①本人または家族から記憶障害の訴えがある
②日常生活動作は正常
③全般的な認知機能は正常
④年齢や教育レベルの影響のみでは説明できない記憶障害が存在する
⑤認知症ではない
MCIをそのままにしていると、認知機能の低下が進行します。
MCIから認知症へ進んでしまう割合は10%と見られ、5年で約40%の人が認知症になってしまいます。
しかし、MCIの時期では30%健常に戻る可能性もあります。
早期であればあるほど健常に回復しやすいと考えられています。

【MCIの症状】
MCIの症状は初期の認知症に似ていますが、社会生活や自立した生活に支障が出るかどうかに違いが現れます。

・同じ話をリピートする
同じ話を繰り返ししたり、少し前に効いた同じ質問を何度も聞き返したりします。

・忘れ物や探し物の頻度が増える
頻繁に置き忘れをしたり探し物が増えたりします。
また、昔の出来事を思い出すことがしづらくなったり、約束や予定を忘れたりすることが増えます。

・無気力になる
外出したり、趣味や人付き合いが面倒になり、無気力になります。
また外出時の服装や化粧、髪型など気にしない行動の変化が見られます。

・時間がかかる
今まで慣れていたことに手間がかかるようになり、家事や作業に時間がかかるようになります。

【MCIの診断方法と検査】
MCIの診断や検査は精神科や脳神経内科などで行われていて、以下のような検査で判断されます。
・日常生活における問診
・長谷川式簡易知能評価スケールの実施
・尿検査や血液検査などの身体検査
・MRI、CTによる脳の検査
・MCIスクリーニング検査
MCIスクリーニング検査は保険適用外の自由診療ですが、約80%の精度で判別することができます。

【認知症に進行しないための予防】
MCIは認知症の予備軍にあたるステージです。
そのままにしていると認知症に進行しますが、適切な対応をしていれば認知症の発症を遅らせることができます。
以下のことを心掛けて取り組んでみましょう。

・適度な運動
厚生労働省によると「早歩きなどを週3回以上継続している人は、運動習慣のない人に比べて50%も認知症になりにくい」との報告があります。

・バランスの良い食生活
国立長寿医療研究センターは、以下の食べ物が認知症になるリスクを軽減できるとしています。
大豆 大豆食品 野菜 海藻類 牛乳(乳製品)

・脳トレ
アクティビティは脳を刺激して認知機能の低下や改善に役立ちます。
一緒に取組む仲間ができると生活にメリハリができておススメです。
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・十分な睡眠
睡眠時間が5時間未満だと認知症のリスクが高くなるという報告があります。
睡眠中にアルツハイマー型認知症の原因となるアミロイドβが排出されるので、睡眠が認知症になるのを予防します。

・コミュニケーション
人とのコミュニケーションは脳へ良い刺激を与えます。
趣味仲間をつくったりやサークル活動に参加したりなどして、外部に社交の場を作ることが有効です。


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