2025.02.14
相談員ブログ
生活相談員について
【生活相談員とは】生活相談員は介護施設において、利用者や家族の相談を受け、行政機関やケアマネジャー、施設との連絡や調整を行います。
また、利用者の受け入れに必要なさまざまな手続きなどを行う窓口業務を担当する職種です。
介護老人保健施設(老健)では「支援相談員」と名称が変わりますが、業務内容は生活相談員と同じです。
生活相談員は1963年に制定された老人福祉法で、相談業務に関わる職種を「生活指導員」と位置づけしたことが始まりですが、2000年に介護保険制度が開始された時に、「生活相談員」という名称に変更され、現在に至ります。
【生活相談員と他職種との違い】
・介護職員との違い
生活相談員の仕事は、利用者やその家族から相談を受け、施設のサービスを説明したり、利用の変更などの調整を行います。
また、必要に応じて関係各所へ連絡する場合もあります。
一方、介護職員は、利用者の日常生活のサポートが主な役割です。
具体的には、食事介助や入浴介助などの身体介護、掃除や洗濯などの生活援助を行います。
・ケアマネジャーとの違い
ケアマネジャーはケアプランを作成して援助の方針を決め、利用者が必要な介護サービスを利用できるように手配します。
一方、生活相談員はケアプランの作成は担当しませんが、ケアプランの作成を援助します。
相談業務により利用者の抱える課題を把握して、ケアマネジャーや介護職員に伝達・共有することが生活相談員の主な役割です。
【生活相談員になるには】
「生活相談員」という資格や、認定する試験はありません。
自治体によっては、資格を保有していなかったり、未経験であったりしても、生活相談員になることが可能な場合もあります。
一般的には下記の資格を有していることが要件として定められていることがあります。
・社会福祉士
社会福祉業務に関わる国家資格。
介護のみならず、障害者福祉、児童福祉、生活保護など、日常生活上で困難な状況にある人に対して、相談や支援を行います。
生活相談員やソーシャルワ―カー、ケースワーカーなどの仕事に就き、福祉施設や民間企業や行政機関で活躍しています。
・精神保健福祉士
精神科ソーシャルワーカーと呼ばれる国家資格。
精神障害を抱える人やその家族の相談にのり、課題を解決するための情報提供や助言したり、支援するための施設や制度といった社会資源との連携や訓練を行います。
・社会福祉主事任用資格
社会福祉業務に関わる任用資格。
地方自治体の福祉事務所に配属され、社会福祉によるサポートを行う職員です。
「任用資格」とは実際に職務に任用されることで効力を得る資格のことです。
【有料老人ホームでの生活相談員の仕事】
老人ホームの窓口として活躍するのが生活相談員です。
生活相談員は老人ホームの「顔」となる役割を担っているため、施設のイメージが生活相談員によって左右されることもあります。
老人ホームによっては役割が異なり、副管理者のような立場や、入居相談員あるいは営業のような業務を行うこともあります。
あるいは、介護業務を兼任させている老人ホームもありますが、生活相談員は主に下記のような仕事を担っています。
・利用者および家族に対する相談援助
・苦情の受付、窓口業務
・施設の入退去の手続きや、サービスの利用開始・中止に関する業務
・地域、他機関との連絡や調整業務
・ケアマネジャーとの連携、ケアプラン作成への助言
・施設内のスタッフとの連携および調整
・レクリエーションの企画