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2025.05.28
相談員ブログ

地域密着型サービスについて

【地域密着型サービスとは】
「地域密着型サービス」は、住み慣れた地域でできる限り生活を続けていけるように、地域住民を対象として提供される介護サービスで、市区町村が事業者を指定し、監督を行います。
様々な種類がありますが、いずれも一般的な施設よりも小規模で、利用者の多様なニーズに柔軟に対応しやすいという特徴があります。
「地域密着型サービス」を利用するには、以下の条件を満たしている必要があります。
・サービス事業所のある市区町村に住民票があること
・要介護認定を受けていること(施設によっては介護度の要件があります)

【地域密着型サービスができた背景】
地域密着サービスができた背景には、日本の急速な高齢化と、地域ごとに異なる介護ニーズの対応が求められたことがあります。
2000年に介護保険制度が始まりましたが、当初のサービスは全国一律の提供が基本であり、地域の実情に合わないという課題がありました。
都市と地方では高齢者の生活環境や支援体制が異なり、「住み慣れた地域で暮らしたい」という高齢者のの声に応えるため、2006年の制度改正により、各市区町村が主体となって提供する「地域密着型サービス」が導入されました。
このサービスは、小規模な施設での通い・宿泊・訪問などを柔軟に組み合わせ、高齢者が地元で安心して生活を続けられるよう支援するものです。
地域包括ケアシステムの一環として、地域全体で高齢者を支える仕組みの核となっています。

【住所地特例】
地域密着型サービスは、地域によってサービス内容や提供体制に差が生じているのが現実です。
そのため、各市区町村間で協議を行い同意が得られた場合に限り、他の市区町村にある地域密着型サービスの施設を利用することが特例として認められています。
この特例を「住所地特例」と呼ばれます。
例えば、他市区町村の認知症対応型共同生活介護(グループホーム)に入居するために、住民票をその施設の所在市区町村に移した場合でも、元の市区町村が介護保険の保険者として給付費を負担することが可能です。

【地域密着型サービスの種類】
[訪問]
・定期巡回・随時対応型訪問介護看護(要介護1~5)
日中・夜間を通じて、定期的に巡回する訪問介護と、緊急時の訪問介護・訪問看護が一体となったサービスです。

・夜間対応型訪問介護(要介護1~5)
夜間(午後10時~午前6時)に定期的に巡回する訪問介護と、随時の訪問介護を受けられるサービスです。

[通所]
・地域密着型通所介護(要介護1~5)
利用定員18人以下のデイサービスで、食事・入浴・機能訓練などの日常生活の介助を受けることができます。

・(介護予防)認知症対応型通所介護(要支援1・2、要介護1~5)
利用者12名以下のデイサービスで、認知症と診断された方が対象です。入浴や生活動作訓練、レクリエーションなどのほか、専門的な認知症のケアが提供されます。

[施設(入所)]
・(介護予防)認知症対応型共同生活介護(要支援2、要介護1~5)
認知症と診断された人が、5~9人の少人数で共同生活を送りながら、日常生活の支援や機能訓練を受けます。できる限り自立した生活が送れるようにサポートされます。

・地域密着型特定施設入居者生活介護(要介護1~5)
定員29人以下の小規模な介護付有料老人ホームで、見守りや食事、身の回りの世話、身体介護などを受けることができます。

・地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護(要介護3~5)
在宅生活が困難な人が、定員29人以下の特別養護老人ホームに入所し、食事・入浴・排泄などの身体介護と生活支援を受けられます。

[複合型]
・(介護予防)小規模多機能型居宅介護(要支援1・2、要介護1~5)
1つの事業所と契約するだけで、「通所」「宿泊」「訪問介護」のサービスを組み合わせて利用できます。定額制で、頻繁に介助が必要な方にも利用しやすい仕組みです。

・看護小規模多機能型居宅介護(要介護1~5)
「通所」「宿泊」「訪問介護」「訪問看護」を一体的に提供するサービスです。医療ニーズが高い人や、在宅での看取りを希望する人に多く利用されています。

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