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2016.02.25
介護ニュース

「ツレがうつになりまして。」作者と夫が語るウツとの付き合い方

夫のうつ病をテーマに描いた「ツレがうつになりまして。」が一躍ベストセラーとなった細川貂々さんは、もとは時々漫画を描いてお小遣いを稼ぐ平凡な主婦でした。そんな平和な毎日が一変したのが、夫が突然「死にたい」と言い出した日です。病院では「うつ病」という診断が下されました。

夫は、IT企業でバリバリ働く仕事人間でしたが、うつを発症後は重い不眠症で日常生活もままならなくなり、退職せざるをえませんでした。夫は常に自責の念にかられ、些細な事で気分も落ち込みやすく、病気になる前とは別人のようになってしまいました。貂々さんはそんな夫の症状を「宇宙カゼ」と呼び、真正面からではなくちょっと力を抜いてうつと付き合ってきました。

そして、うつ病のありのままを社会に伝えたくて描いた「ツレがうつになりまして。」は、多くの人々の共感を得ました。夫の診断から3年経った現在の貂々さんは、漫画家として充実した日々を過ごしています。そして夫は、家事の一切を引き受けてそんな妻を支えています。平穏な日常を取り戻した今、貂々さんは、「夫は病気になった事により、以前より自分らしく楽に生きられるようになった」と感じています。夫の方も「病気の時は、心も体も不調だった。でも、悪い時期を乗り超えれば、必ず浮上する事ができる。今、うつ病で苦しんでいる人は、病気になった事も含めて、自分の生き様を恥じる事なく生きてほしい」と語っています。
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