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2015.06.04
介護ニュース

褥瘡(じょくそう)を発生させないために

持続的圧迫により、圧迫されている部分の組織が壊死をおこしてしまう状態のことを褥瘡(じょくそう)と言います。この褥瘡は介護や医療の専門用語で、一般的には「床ずれ」と言われています。私たちは寝ているときでも、イスに座っているときでも無意識に体勢(姿勢)を変化させています。寝ているときであれば、寝返りをしますね。しかし、高齢者や障害を持っていて自分で体制を変えられない人の場合は、誰か(何か)がそれを補助する必要があります。それは、自宅であれば身近な家族や、老人ホームなどの介護施設であれば介護職員が行います。この同じ体制でいることにより、とくに骨が出ている部分が褥瘡となりやすい場所になります。例えば、仰向けで寝ている場合は後頭部や仙骨部(骨盤の中央にある骨)、かかとなどの骨の突出部です。

褥瘡を発生させないためにはどうのうにしたらよいのか。

褥瘡は、圧迫、摩擦などが皮膚に生じたときに発生します。通常の皮膚状態なら発生することもありませんが、栄養状態が悪い場合や、清潔な状態でない場合に発生しやすいのです。なので、まずは、しっかり栄養状態を確保するために食事をしっかり摂る事。そして、入浴や排泄の世話等でできるだけ不潔な状態にならせないことです。しかし、介護度の重い高齢者は、そうもいかない場合が多いのです。そんな時は、寝せた時に圧迫や摩擦をできるだけ減らすことです、動かす時にはゆっくり行い、摩擦を減らすこと、2時間置きに体の向きを変換して、一部分に圧迫を生じさせないようにすることが必要なのです。老人ホームや病院では、ベッドのシーツ敷きにも注意をはらいます。もちろん、看護師やヘルパー(介護職員初任者研修)などの研修でも何度も繰り返し練習し、シワができないように敷きます。ちょっとしたシワでもそのシワが持続的に体に接触し、結果的に体への負担となってしまうこともあります。

現在では、介護保険でも床ずれ防止用具(エアーマットなど。一定時間毎に部分的に空気圧がかわる)、体位変換器(エアークッションなど。介護をする人が体位変換を楽にできるようにするもの)を利用することができます。
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