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2015.08.26
介護ニュース

ところ変われば延命治療も変わる?

長寿大国と言われる日本ですが、平均寿命という言葉に加え、健康寿命という言葉もよく言われるようになりました。平均寿命が年々長くなっているのはいいけれども、その伸び方の実情はどうなのだろうと気になります。
日本人の倫理観としては、死に至る状況を黙って見ているわけにはいかないので、延命治療というのは最後の最後までがんばるものだ、という考えが一般的でしょう。
しかし、場所が変われば道徳の観念も変わると言うもの。欧米諸国では、いわゆる「寝たきり」で最期を待つ方というのはほとんど存在しないということです。例えば福祉大国スウェーデンでは、高齢者がじぶんで何かを食べ消化するということができなくなっても点滴や胃瘻の処置はせず、内服薬を処方するだけ。
そこには、人工栄養で延命させるということは非倫理的である、という価値観があり、自然な死を迎えることこそ人として尊厳を保つ、そのひとを尊重するいちばんの方法である、という考えがあるからなのです。
どちらがいいかというのは、簡単に判断できるものではありません。しかし、いろいろな価値観があることを知り、家族と話し合っておくことは大事なのかもしれません。
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