2018.10.29
介護ニュース
アジア人財教育開発機構、12月上旬にベトナムで「介護学校」開校へ
前項に続いての海外ニュースとなります。一般社団法人アジア人財教育開発機構は、今年12月上旬にベトナム社会主義共和国で、「介護学校」を開校する、と発表しました。ベトナム赤十字社を現地パートナーとし、日本の介護職員初任社研修をベトナムの国の正式なトレーニングプログラムとして登録します。ベトナムで介護教育の正式なトレーニングプログラムが誕生したのは初めてのことで、なおかつ、日本の介護職員初任者研修を他の国の正式なプログラムへと移植するのもこれが初めてだということですから、両国の介護分野にとって、お互い、画期的な出来事である、と言っていいでしょう。
「介護学校」の拠点となるのは、ベトナム赤十字社の中にあるベトナム赤十字幹部トレーニングセンター(ハノイ市)。同センターは、全国に散らばる赤十字のスタッフが災害プログラムや人命救助のトレーニング、子供達への道徳教育プログラムなどを履修でき、宿泊もできる施設で、今後は介護学校事業と並行して、介護実習を行えるよう、介護施設を兼ねたトレーニングセンターも創設するそうです。
深刻な人材不足が叫ばれている日本の介護業界において、海外からの人材流入は今後ますます増加してゆくことはほぼ間違いないことと思われます。しかしその一方で、外国人職員の教育をどうするか、ということも、その数が増えるにつれて重要な問題となってきます。
その点、来日する前に、自国で正式な介護のトレーニング、しかも日本式のプログラムを履修した人材が入ってくるようになれば、人材不足も解消に向かうのではないか、と期待せずにはいられません。特に現在、施設などで人材の採用に関わっていて、採用難で悩んでおられる方は、ベトナムで新たに開校する「介護学校」に注目してみてもいいのではないでしょうか。