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2018.11.12
介護ニュース

世界初!「iPS細胞」をパーキンソン病患者の脳へ移植手術実施

 思い起こせば2012年のことですから、もう6年ほど前になりますが、京都大学の山中伸弥教授がノーベル賞を受賞したときに脚光を浴びた、「iPS細胞」って、覚えてますか?

 その当時こそ「iPS細胞」とはなんたるものか、さんざんニュースや情報番組等で解説されていたようですが、結局いまいち理解できないままあっという間に時は過ぎ、今ではノーベル賞に輝いたことさえ忘れて、「なんか聞いたことあるなあ」ぐらいにしか思わない人も多いのではないでしょうか。というか、筆者自身がそうなんですが。

 ところが、そんな「iPS細胞」に関して、久しぶりのニュースが飛び込んできたので紹介します。京都大学の高橋淳教授らの研究グループが、ヒトの「iPS細胞」から作った神経細胞を、「パーキンソン病」の患者の脳に移植するという手術を行った、と発表しました。これは世界でも初めての手術だそうです。

 「パーキンソン病」は、脳内で情報を伝達するドーパミンという物質を出す神経が減少し、体のこわばりや手足の震えが起こる病気。認知症との関連を指摘されることも多いので、介護業界の方なら関心をもっておられる方や、より造詣の深い方もたくさんいらっしゃることでしょう。その「パーキンソン病」の患者である50代の男性患者に対し、先月第1例目の手術が行われ、「現在のところ、術後経過は良好です」(京都大学付属病院・高鷲良輔脳神経科内科長)。

 同グループではその後もさらに6人の患者に手術を行い、安全性や有効性を確認する方針。京都大学は2023年をめどに保険が適用されるよう国の承認を目指す、とのことです。

 もしこの手術が「パーキンソン病」に効果ありと認められ、保険も適用されるようになれば、全国に約16万人いるとされる患者たちにとっては福音ですよね。それにしても、なんだかよくわからなかった「iPS細胞」が、具体的にこんなふうに役に立つんだ、ということがはじめてわかりました。さすが、ノーベル賞。ということでしょうか。

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