2019.02.13
介護ニュース
Google、音声をすぐテキスト化するアプリを発表!聴覚障害者の会話を支援
口で喋った音声を、文字で読めるようテキスト化――すでにそれを可能にする機器やシステムはあることはあるんですが、認識度がいまいちだったり、使いづらかったりして、なかなか実用化している、とは言い難いのが現状です。ましてや、耳の不自由な人や、聴力の衰えた高齢者などのコミュニケーションを支援するツールとなると、まだまだお眼鏡に叶うものは見当たらない、と思っていたところへ、今度は、あのGoogleの最新アプリの登場です。Googleではこのほど、Androidスマートフォンのマイクで拾った相手の声を、ほぼリアルタイムでテキスト化し、即座にディスプレイに表示するするアプリ「Live Transcribe」を発表しました。英語や日本語など70種類以上の言語に対応。スマホにマイクを装着すれば、聞き取り性能がアップします。いったん止まった会話が再開したことを知らせるバイブレーション機能も搭載されています。
テキスト化されるフォント(文字)のサイズは5段階。表示方法は、「黒い背景に白い文字」か「白い背景に黒い文字」の2種類。テキストで会話したい人のためにキーボードツールも用意。読むのが追い付かない場合に変換をいったん止める「保留ボタン」もあります。
起動中はインターネットへの接続が必要ですが、Googleは会話をサーバーに保存することはないとしています。利用環境は「Anndroid5.0 Lollipop」以降。
Googleは同日、騒がしい場所でも会話をクリアに聞けるよう設計された、同じく聴覚障害者向けアプリ「Sound Amplifier」も同時発表。余計な音をフィルタリングして必要な音を際立たせる機能を持ち、小さい声のボリュームを上げたり、周囲のノイズを小さく抑える、といった調整をスライダーで行えます。スマホに有線ヘッドをつなげて使います。
すでにPlayストアで公開されており、「Android9 Pie」以降のスマホで利用可。今回は発表された2つのアプリは、どちらも今後「Pixel3」へプリインストールされる予定、とのことです。
これでいよいよ、“音声をテキストにして読む”ことが当たり前の時代になるのでしょうか? 今後の展開に注目です。