2019.02.25
介護ニュース
SOMPOケア、“仕事付き”高齢者住宅の実証プロジェクト、スタート!
老人ホームに入居されている高齢者の中でも、仕事をしたい、という声は意外に多くて、それを実現するための取り組みを行っている施設については当介護ニュースでも過去何度か取り上げてきました。個人的にもその動きには大賛成なので。そして今回もそうした類のニュースですが、これは今までとは違う大きな反響を呼びそうです。なにしろ業界最大手のひとつ、あの「SOMPOケア」の取り組みですから。
「SOMPOケア ラヴィーレ」や「SOMPOケア そんぽの家」をはじめ、介護付きホームやサービス付き高齢者向け住宅、住宅型有料老人ホーム、グループホーム、ケアハウスなどを全国で展開している「SOMPOケア」が、“仕事付き”高齢者向け住宅の実証プロジェクトに乗り出しました。
まずは「SOMPOケア ラヴィーレ多摩川」で、希望する入居者に有償の就労機会を提供する試みを今月からスタートします。参加者には1回につき、日用品の購入など施設内で使える500円相当のポイントが支給されます。実証は来年1月まで、月2回程度実施していく計画。
「SOMPOケア」は今回、ケア介護ファッションブランド「KISS MY LIFE」を展開するTOKIMEKU JAPANと提携し、入居者に介護用品向けのアクセサリーを作ってもらい、「KISS MY LIFE」の店舗やオンラインショップ、または「ラヴィーレ多摩川」内などで実際に販売します。対価として支給するポイントは、月に1度のパンやお菓子などの移動販売でも利用できるといいます。
今後、「SOMPOケア」では、持続可能な事業モデル構築を目指す、としており、「好評が得られれば横展開を図っていきたい」と担当者は話しています。
希望する高齢者にできる範囲で働いてもらう取り組みについては、厚労省も来年度から地域支援事業で推進していく方針を示していますので、これからも関心はますます高まっていくと思われます。追随する企業や施設の増加を期待しましょう。