2019.04.01
介護ニュース
社会福祉国家試験、出題ミスが判明し、418人を追加合格
先月、当介護ニュースで「今春、1万2038人の社会福祉士が新たに誕生!60代の合格者も324人」という記事を掲載しましたが、これに関して追加の情報です。厚労省は、先月、合格者を発表した今年度の「第31回社会福祉国家試験」について、不適切な問題があったことがわかった、と公表。改めて合否判定を行った結果、418人を追加で合格させた、ということです。
これにより、今回の合格者数は1万2456人となり、これまでの合格者の総数は24万1971人、合格率は27.7%となりました。
では、不適切とされた問題とは、どんなものかというと、それも公表されているので、紹介してみましょう。
不適切な問題
《午後 問題133》地域包括支援センターに関する介護保険法の規定についての次の記述のうち、正しいものを2つ選びなさい。
1. 市町村は、地域包括支援センターを設置しなければならない。
2. 地域包括支援センターの設置者は、包括的支援事業に関して、都道府県が条例で定める基準を遵守しなければならない。
3. 地域包括支援センターの設置者若しくはその職員又はこれらの職にあった者は、正当な理由なしに、その業務に関して知り得た秘密を漏らしてはいけない。
4. 都道府県は、定期的に、地域包括支援センターにおける事業の実施状況について、評価を行わなければならない。
5. 地域包括支援センターの設置者は、自ら実施する事業の質の評価を行うことにより、その事業の質の向上に努めなければならない。
この問題で、当初は3と5を正答としていましたが、5は誤りで、正答が1つしかなく、「正しいものを2つ選ぶ」ことができない、ということが判明したため、全員に得点を与える対応をとった、とのことです。