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2019.07.19
介護ニュース

シャープ、介護ビジネスに参入!生活機能訓練システム販売へ

 異業種、異分野から介護事業へ参入する企業は枚挙のないほど数多いですが、それが大手家電メーカーであれば注目に値するのではないか、と思い取り上げてみます。

 シャープは昨17日、介護施設に向け、高齢者の生活機能訓練システムを販売すると発表しました。システムの名称は「頭の健康管理サービス」。8月以降に提供を開始し、まずはデイサービスを展開する全国の通所施設の約5%にあたる2800施設への販売を目指します。

 システムの使い方は、タッチディスプレーにより「塗り絵」など20種類のゲームを活用した訓練を行い、訓練計画の作成や記録・管理も自動で実施。利用者ごとにゲームの成績に応じた訓練プログラムを策定したり、ゲームの成績の記録・管理もできるため、施設側はこれまでスタッフに頼ってきた作業を省くことが可能となり、人手不足が深刻化する介護現場の業務効率化につながる、といいます。

 「サービスを導入することで、高齢者にとって適切な生活機能訓練が実施されることも期待できる」と話すのは、シャープの担当者。 人手不足に悩む介護現場では、スタッフの業務負担が増えるとして、生活機能訓練を敬遠するような動きもあるそうです。そうした介護現場では大いに役立ってくれそうな「頭の健康管理サービス」。増え続ける認知症への対策の切り札となるかどうか、期待しましょう。
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