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2019.12.03
介護ニュース

出生数、91.8万人で過去最少を更新 出生率もさらに低下し、少子化に拍車

 厚生労働者が先月28日に公表した2018年の人口動態統計(確定数)によると、出生数、つまり生まれた子どもの数は、前年から2万7746人減少して91万8400人。過去最少を更新しました。100万人を下回るのはこれで3年連続だとのことで、少子化に拍車がかかっていることが改めて浮き彫りとなりました。

 また、出生率(女性が生涯に産む子どもの数にあたる合計特殊出生率)も前年から0.01ポイント低下して1.42.地域別にみると、最も高いのは沖縄県で1.89.最も低いのは東京都の1.20でした。

 一方、死亡数は、前年から2万1903人増の136万2470人。急速な高齢化が要因とされ、戦後最多となりました。死亡数から出生数を引いた自然減は44慢4070人。日本の人口は前年から4万9649人も減ったことになります。

 出生数に関係あると思われる、結婚した男女の数をみてみると、2018年に結婚したカップルは58万6481組。前年から2万471組減って、こちらは戦後最小を記録。ちなみに離婚数も20万8333組で前年から3963組減り、減少は3年連続となります。

 少子化が進めば進むほど、医療や介護などの社会保障を支える人が減っていく、ということですから、深刻な問題です。政府も少子化担当大臣(正式には「内閣府特命担当大臣」というようです)を任命するなど、少子化対策を進めてはいるみたいですが、その成果が上がったという話は一向に聞こえてきません。日本の将来はどうなるんでしょうね?
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