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2019.12.11
介護ニュース

自動駆けつけ介護ロボット「SOWAN(ソワン)」は人手不足解消の切り札となるか?

 介護の現場はどこもかしこも“人手不足”が悩みの種。職員の負担も増す一方ですが、その極めて重要な課題を解決する切り札となるか? と注目されているのが、介護施設内での巡回見守り・異常時の駆けつけ・情報通知等を行うことができる自動駆けつけ介護ロボット「SOWAN(ソワン)」。先月18日より高山商事で販売受付を開始しました。

 テムザックと高山商事との共同開発により誕生した「SOWAN」の売り込み文句は、“時給88円から導入できる新たなパートナー”。とりわけ夜勤帯をサポートする役割を果たせる、とPRしています。期待できそうですね。

 「SOWAN」には、車の自動運転にも使われている最新の360度全方位センサーなどが搭載されており、精度の高い巡回や衝突回避を実現。見守りは入居者の腕に装着するウェアラブルの活動量計を用い、ここからサーバへ送られるバイタルデータが設定値を超えると、「SOWAN」が自動で居室へ向かい、入室と同時にカメラで録画を開始。職員はそれを遠隔で確認し、「SOWAN」を通じて本人と話すこともできるそうです。

 活動量のデータは、居室のタブレット端末や管理者用の端末でチェックすることが可能。顔認証の技術も搭載されており、たとえば夜間に徘徊する入居者など事前に登録された人を発見すると、「SOWAN」はその人を認識して声をかけます。公式動画では「お部屋へお戻りください」と話すシーンが紹介されていますが、そうしたセリフは時間帯などに応じて変更可。その他、自動充電や転倒者の検知・通報などの機能も用意されています。

 費用は、活動量計やタブレット端末、管理者用のスマートフォン、後付けで引き戸を自動ドアに変えられるシステムなどの必要な付属品がパッケージされたリースの基本プランで月額6万6000円。それを1カ月・744時間(31日×24時間)で割ると、時給約88円となるわけです。これなら「ウチにもほしい!」という介護現場の管理者は多いのではないでしょうか。問い合わせは高山商事(052・201・3102)まで。
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