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2020.03.28
介護ニュース

アスクル、国の要請により消毒液10万本を出荷 自力調達が困難な介護施設などへ

 新型コロナウイルスのせいで買えなくなったものといえば、マスクと消毒液。世間ではマスクの方が騒がれているようですが、消毒液も不足もとくに医療や介護施設では深刻な問題です。

 そんな中、オフィス用品通販のアスクルが、経済産業省と厚生労働省の要請に応え、消毒液を自力で調達することが困難な小規模の医療・介護施設や、自宅で医療ケアを受ける児童のいる家庭などへ向けて、「ビオレU手指の小読影」(花王)10万本を出荷する、と発表しました。

 厚労省が自治体に聞き取り、消毒液を必要とする施設を指定し、自宅でケアを受ける児童がいる家庭に8000本、医療機関・介護施設に9万2000本を届ける予定。梱包作業もアスクルが請け負い、医療機関や介護施設にはポンプ付きの本体と付け替え用2本セットでお届け。料金は医療機関・介護施設については自己負担、個人については自治体が負担する場合もあるそうです。

 すでに25日から順次出荷を開始しており、花王にも同様の要請があった、といいます。「小規模な施設では手指の消毒液をドラッグストアなど小売店で購入している場合があり、店頭の品薄で入手が難しくなっている」ことから、アスクル独自の小回りが効く物流機能を生かし、「メーカーや大規模な卸では箱ごとの出荷となる。それぞれの施設ごとに必要なだけ商品を届けられるアスクルのインフラを活用する」(アスクル)としています。

 こうした官民の一致団結による物流は今後もますます必要となってくることでしょう。なにしろ非常事態ですからね。それにしても、新型コロナウイルス、いつになったら収束するんでしょうか。

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