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2020.04.16
介護ニュース

マスク不足を受け、相模市の自治体がマスクの手作りキット配布へ

 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、品薄状態が続いているマスク。いや、品薄というよりも、圧倒的な品不足ですよね。なにしろ一般人はおろか医療関係者さえ困っているというのですから。介護関係の中にもマスクは必需品だという方はたくさんおられることと存じますが、皆さん、マスクはどうしてますか?

 そんな中、地方限定ではありますが、これでマスク不足解消なるか?という情報をひとつ。神奈川県相模市中央区上溝の田中自治体が、手作り用のマスクキットを加入する世帯に50セット配布する、と発表して話題を呼んでいます。

 約600世帯が加入する同自治体は、中止になった自治体主催のイベントのための予算約100万円を活用。地元のウレタン加工会社とも連携し、市販のマスクと同じウレタン素材を購入して計約3万セットのマスクキットを18日より配布するといいます。

 キットには縦15センチ、横40センチ、厚さ2ミリのウレタンと紙型が入っており、ウレタンをハサミで切り抜き、鼻と顎の2ヶ所を接着剤、針、糸、テープのいずれかで接着すると、立体型のマスクに。作り方を記した説明書も同封されます。

 切り抜くサイズによって子供用や大人用に大きさを調整でき、洗濯して複数回使うことも可能。紙型は市販のマスクを参考に、自治体役員が手作りしたそうです。

 「助け合いの精神で大変な状況を乗り切ってほしい」とは、発案した自治体副会長。「50枚も要らないという家庭は、近所に分けてもらえれば」と話しています。

 マスクといえば、政府からのいわゆる「アベノマスク」がすでに郵便局に届いており、来週から都内を皮切りに国民1人につき2枚の配布がスタートするようですが、マスクはこのように民間の間でなんとかやりくりしようと努力していますから、政府にはもっと大事な政策を実行してもらいたいものです。
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