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2020.11.11
介護ニュース

就職を考えている方必見! 福祉分野への就職で20万円の支援金が受け取れます!

新型コロナウイルス感染症の影響で、昨今の日本の雇用情勢はますます悪化しています。
失業者や休業者が増え、就職活動をされている方も多いのではないでしょうか。

今回ご紹介するのは、厚労省が新しく創設する「介護職就職支援金貸付事業」というものです。
厚生労働省は福祉分野の人手不足を解消するべく、今まで介護・福祉の経験がない方が福祉分野に就職すると20万円の支援金を支払うという新制度を発表しました。

この支援金は誰でも受け取れるというわけではなく、支援金を受け取るには条件があります。
「未経験者や無資格者が介護職員初任者研修を受講したのち、介護分野もしくは障害分野に就職すること」です。
さらに、資金のことを気にせず安心して職業訓練に打ち込めるために、研修費用も無料。雇用保険の受給ができない方には月10万円の給付金もあります。

研修が終わり晴れて就職が決まったら、就職支援金として20万円が支給されます。
そして2年間現場で働くとその20万円の返済は免除されるという、まさに人手不足の福祉業界と失業中の方とを結ぶ素晴らしいシステムです。

では、介護の資格を持っている経験者が復職した場合はどうなのでしょうか?というところですが、
厚労省は今年度から現場へ復帰すれば最大40万円を支給する事業を全国展開しています。
こちらも同様、2年以上働くと返済免除となっています。

もらった支援金を何に使うかは自由ですが、引っ越し費用に当てたり、通勤のための自転車や洋服、カバンなどを買ったり、と新しい生活に向けての準備資金といった声が多いのではないでしょうか。

このような雇用悪化の時代に貸付金制度を充実させて、未経験者・経験者両方の多様な人材を安定的に就労できる福祉分野に参入させることで、就職者のやりがいにつながれば、こんなに素晴らしいことはないですね。
そして2年働いた後もそのまま定着して働いていけたら、福祉分野の手厚い人材確保にもつながっていきます。
そのためにも、施設側にも賃金や残業などの問題を改善した就労体制が求められていくのだと思います。

これは、現代の就職・転職を考えるいいきっかけになるニュースなので、厚労省の積極的な宣伝を期待します!
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