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2021.02.03
介護ニュース

認知症にならないために、知覚の異変に注意しよう!

高齢になると誰もが気になる「認知症」。
なってしまうとなかなか治すことが難しく、介護にも大変な負担がかかってきます。 

でも、認知症かな?と思うサインが出たら初期の段階で発見、治療すれば認知機能の回復も十分にあり得るんです。
初期の認知症の兆候は知覚から始まることが多いので、すぐに発見できるようにしておかなければなりません。

では認知症の知覚サインにはいったいどんなサインがあるのか、ご紹介していきますね。

・鼻(嗅覚)
食べ物の傷んだ匂いに気づかなかったり、そのほかの匂いに無頓着になることがあります。
嗅覚はアルツハイマー認知症との関係が深いとされています。
家族がその異変にいち早く気付くことが大切です。

・目(視覚)
目がかすむ、まぶしいと感じたり、痛みが出てきたら注意です。
高齢になってくると白内障や緑内障になりやすいと言われていますので、早めに受診することをおすすめします。
白内障を治療することで、認知機能の改善もみられます。

・耳(聴覚)
聞こえにくくなったり、雑音が目立つようになることがあります。
他者との会話が減ったり外出機会が減ることで、脳への刺激が減り、認知症につながることがあります。

・口腔
歯の数が減ることでしっかりと食事がとれなくなり、脳へ刺激がいかなくなることで認知症のリスクが高まります。
歯周病には気を付けて、歯の数は20本未満にならないようにしましょう。

では、日ごろの生活の中で、認知症予防のためにできることはどんなことでしょうか?

・アロマオイルを焚いて嗅覚を刺激する。
・メガネの調整をこまめに行う。
・白内障の場合は手術を行う。
・補聴器を使用する。
・難聴の悪化の原因となる糖尿病や高血圧の治療を行う。
・日々のデンタルケアをしっかり行う。
・入れ歯を装着し、よく噛んで食事をする。

このように、気を付けて生活することが認知症の予防につながります。
本人だけでは気づきにくいものも多いので、家族が発見できるようサポートしていきましょう。
家族からの助言を受け入れ、早期発見・治療をしていくことが何よりも大切なのですね。
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