2020.07.20
相談員ブログ
土用の丑の日
よしといふものぞ 鰻とり食せ
万葉集にも登場する大伴家持(おおとものやかもち)さん。
「夏痩せに効くっていう鰻を捕って食べなさいよ」と友人への助言のために詠んだ歌なんだそうです。
鰻が滋養強壮によいという認識は、古来よりあったんですね。
老人ホームでも鰻は人気メニューです。
うな丼やうな重の日を皆様、心待ちにされているご様子です。
ふっくらと焼き上げた鰻は口当たりもよく、食べやすいのも受けがいい要因かもしれませんね。
日本国内における年代別うなぎ消費量も、70代以上が最も多く、よりうなぎへの愛着が感じられます。
近年では在宅向けの配食サービスにもうなぎが登場したり、嚥下機能の低下された方向けにソフト食などのご用意もあります。
栄養価の高いご馳走を食べ、生活に張りをもたらし、元気にこの夏もお過ごしいただきたいですね。