2021.03.12
相談員ブログ
自然災害
家屋の周りに水が迫るなか、自力での避難ができなくなり、家人が自衛隊のヘリコプターで救助されている映像。
老人ホームのダイニングで、認知症の入居者の方とスタッフがテレビに直視しています。
入居者の方が「早く、早く」と声と身体を震わせながら、祈っています。
無事にヘリコプターで救助されると「よかった、よかった」とスタッフと笑顔を交わされていました。
自然災害や震災は起こって欲しくはないけれど、日本に住む限りは受け入れなければならないのも事実。
ですが誰かが悲しむところを見るのは、胸が痛み、とても辛いこと。
テレビで救助の光景が流れるとなぜか、先述のエピソードが思い出されます。
入居者の方が悲しむ姿でなく、「よかった」と笑顔になってくださったからこそ、印象深いエピソードとして心に残っているのかもしれません。
自然災害に遭遇した時、弱者を守り助け、共に手を携えていく社会であってほしいと願うばかりです。