2018.12.18
介護ニュース
「健康サポート薬局」、9割超が「知らない」と回答
「健康サポート薬局」って、ご存知ですか? これは住民による主体的な健康の維持・増進を積極的に後押ししていく薬局のこと。かかりつけ薬局の機能を発揮しながら、市販薬について、あるいは介護サービスや介護用品、日々の食事・栄養について、といった様々な相談を幅広く受け付けます。また、地域の連携体制の構築にも前向きに関わっていくとし、処方箋を受けて薬を渡すだけでなく、気軽に頼れる存在として地域に根ざしていくことを目指しているそうです。日本薬剤師階ではこの「健康サポート薬局」を、「薬局本来の姿」である、と公式サイトなどで説明しており、「健康サポート薬局」を名乗るには、そこで働く薬剤師のキャリアや店舗の設備、開店時間なども国の基準を満たさなければならず、都道府県への届出も必要。厚生労働省によると、今年10月末時点の届け出数は全国で1147件です。
ところが、この「健康サポート薬局」の認知度を調べるため、今年9月にインターネットで全国の20歳から79歳の男女1000人から有効回答を集めた調査によると、「健康サポート薬局」のことを「知らない」と答えた人が91.6%に上りました。制度がスタートしたのは2016年ですから、すでに2年以上を経過していてこの結果。認知度が低い、というよりは、ほとんど知られていない、という事実が明らかとなりました。
また、「かかりつけ薬剤師」とは何かを知っているか? との問いに対し、「知らない」と答えた人は58.9%。「知っている」は41.1%。すでに「かかりつけ薬剤師」を「持っている」と答えた人は15.6%。60歳代では19.9%、70歳代では25.9%が「持っている」と回答しました。
「健康サポート薬局」が地域に根ざして活躍するには、まだまだ道のりは遠いようです。