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2019.11.26
介護ニュース

老後の生活費、過去最高の48.2%が「老後も働いて稼ぐ!」と回答

 「老後の生活費」、どうする?と問われたら、あなたは何と答えますか? 

なんだかんだいっても、やっぱり国民年金や厚生年金など、いわゆる「年金」が頼りだよなあ、という人が約8割を占める一方、世間を賑わした2000万円問題等を反映してか、「老後も働いて稼ぐ!」と考えている人も過去最高の48.2%、ほとんど5割に近づいている、という興味深い調査結果が出ましたのでちょっと取り上げてみます。

 その調査とは、日銀が事務局を務める金融広報中央委員会が公式サイトで公表した、今年の「家計の金融公道に関する世論調査」。2人以上が暮らす全国8000の世帯を対象とし、今年6月から7月にかけて行われた同調査で、「老後の生活費」の収入源を複数回答で尋ねたところ、約8割の世帯が「公的年金」を選択したのは、まあ、例年通り、ということですが、その一方で、「就業による収入」が前年より2.5ポイント上昇して48.2%。ほぼ5割近くまで増えました。

これは調査方法や設問などを見直した2007年以降で最も高い数字だそう。「老後も働いて稼ぐ」と考えている人が徐々に増えている現状が改めて浮き彫りになりました。

 年齢を重ねてもできるだけ働きたい、と考えている人が増えている背景には、将来の生活や年金に対する不安の高まりがある、ことは言うまでもないですね。老後が「非常に心配」と答えたのは40.3%で前年より4.1ポイント増。「多少心配」が40.9%で、合わせて81.2%が老後に不安を感じている、という結果。心配の理由としては、このうち73.3%が「年金や保険が十分でない」を選択しています。

 また、自分の年金の認識については、「ゆとりはないが日常生活費程度はまかなえる」が前年から4.9ポイント低下して47.1%。一方、「日常生活費程度もまかなうのが難しい」は5.5ポイント上昇して47.3%となりました。さて、あなたの年金の認識はいかがでしょうか?
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