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2020.02.28
介護ニュース

新型コロナウイルスに関する厚生労働省の通知について

 猛威を振るう新型コロナウイルスについて、ご存知のように安倍首相は昨27日、3月2日の月曜日から全国の小学校・中学校・高校・特別支援学校を臨時休校するよう要請しました。とうとう来るところまで来た、という感じですね。

 当お探し介護ニュースでは、新型コロナウイルスに関する情報は、日々刻々と状況が変わっていて扱いが難しいため、いっそ取り上げないでおこうかとも思っていましたが、これだけ世間に広がると、取り上げないものかえって不自然だという意見もあろうかと思い直し、これまで厚生労働省が介護業界向けに出した通知をまとめて掲載してみます。

 まずデイサービスでは、送迎車に乗る前に、本人、家族、職員のいずれかが利用者の体温を図るよう要請。そこで37.5度以上の発熱が認められる場合、原則として利用を断るよう求めています。また過去に熱があったケースも、解熱後24時間以上が経過し、呼吸器の症状に改善がみられるまでは、原則として利用を断るよう求めています。

また、特別養護老人ホームや介護老人保健施設、グループホーム、介護付きホームなどの施設・居住系サービスについて、親族などの訪問・面会を可能な限り制限することが望ましい、と指摘。緊急でやむを得ないケースに限定するよう促しつつ、「少なくとも、面会者に体温を計測してもらい、発熱が認められる場合には面会を断ること」を求めています。

さらに、特別養護老人ホームなどの施設、グループホームや介護付きホームなどの居住系サービス、デイサービス、訪問介護などの職員に対し、出勤前に各自で体温を計測するよう求めています。そして発熱が認められる場合には出勤しない、これを徹底すること、と要請しています。「ここでいう職員とは、事務職や送迎を行なう職員なども含む、施設。事業所のすべての職員とボランティア」とのこと。

 いずれも新型コロナウイルスの感染を介護の現場で広げないようにするための厚労省からの通知です。皆で力を合わせて感染を防ぎましょう。
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