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2020.02.29
介護ニュース

新型コロナウイルスに関する厚労省の通知(2)サ高住や有料老人ホームは医療機関と連携を

 猛威を振るう新型コロナウイルスに関して、厚生労働省が出した通知の続報です。厚労省は27日、サービス付き高齢者向け住宅や有料老人ホーム、グループホームなどに新型コロナウイルスへの対策の徹底を呼びかける通知を出しました。

 今回の通知は、医師や看護師の配置が運営基準で必須となっていない施設を念頭に置いたもの。施設内で感染者が出た時に迅速に対応できるよう、協力する医療機関との連携について事前に確認しておくよう要請。具体的にどんな対応をとるべきか十分に検討し、それを職員間で共有しておくことも求めました。

 従来から、厚労省はサ高住や有料老人ホーム、グループホームなどに対し、医療機関との連携体制をとるよう指導してきましたが、新型コロナウイルスの感染が広がっている現状を踏まえ、念を入れて準備をするよう改めて促した、ということですね。

 また、すでに施設内での感染を防ぐ具体策をまとめた通知を発出したことは介護ニュースで既報済みですが、あわせて、
○感染の疑いがある利用者を原則個室に移すこと(個室がない場合は同じ症状の人を同室とする)

○感染の疑いがある利用者のケアや処置をする場合、職員はサージカルマスクを着用すること

○罹患した利用者が部屋を出る場合はマスクをすること

○感染の疑いがある利用者とその他の利用者の介護は、可能な限り担当職員を分けて対応すること

 などを要請していることも付け加えておきます。それにしても、一体いつになったら沈静化するんでしょうか? 先の見えない不安な日々はまだまだ続きそうです。
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