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2020.06.15
介護ニュース

練馬区、介護・福祉職に独自の給付金1人2万円を支給へ

 先月の当介護ニュースで、「品川区、新型コロナで独自の『介護・障害福祉サービス業務継続支援金』1人2万5000人支給」という記事をアップしましたが、今度は「練馬区」で同じような情報が出ましたので紹介してみましょう。

 東京都練馬区は昨8日、今年度予算案を区議会に上程。その総額は約14億5000万円となり、その中で新型コロナウイルスの感染拡大への対策の一環として、介護・障害福祉、保育の現場を支え続けた職員を対象に、常勤換算で1人あたり2万円を支給する特別給付金を盛り込みました。

 必要な経費として約4億8000万円を計上し、今月後半には申請の受け付けを開始して、来月はじめには支給までこぎつけたい考えだそうです。

 緊急事態宣言の期間中もサービスを提供し続けた練馬区内の介護・障害福祉・保育の事業所で働く職員に支払われる今回の給付金。介護分野は大半のサービスが対象となりますが、福祉用具貸与や住宅改修、居宅療養管理指導などは外れる見通しです。練馬区の想定では、給付金を受け取る介護事業所は約1000ヶ所、介護職は約1万1200人にのぼるといいます。

 具体的な支給方法は、練馬区への申請を行った事業者に給付金の原資を渡す形をとり、職場内での配分ルールを事業者が独自に決められる仕組み。たとえば、一人ひとりの金額を低く設定し、非常勤も含めたすべての職員に配る、といったことも可能です。

 「緊急事態宣言の期間中、練馬区では介護施設、障害福祉施設、保育園などに対し、活動を自粛するのではなく、できるだけ運営を続けるようお願いした経緯がある。そうした働きを労うためのも」と、練馬区の担当者は説明しています。さあ、品川区、練馬区と続いて、次はどこでしょうか? 皆さんもお住まいの区や市町村に期待しましょう。
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