2015.11.19
介護ニュース
アルツハイマー病患者の介護者が抱えるストレスの実態が判明

この調査はAD患者を介護する家族236人を36ヶ月間追跡し、ストレスやうつ症状などを一般的な健康調査票(GHQ)を用いて評価する形で実施されました。その結果、AD患者の抑うつ症状の値よりも介護者のそれの方が有意に高く、中でも介護開始時から抑うつ症状が見られた配偶者は、それ以外の家族よりも大きな精神的苦痛を抱えていることがわかりました。
これは、AD患者の介護による負担は多くの人々が想像するよりもはるかに大きく、特に配偶者にとっては精神的な苦痛が強いものであることを示すものとなります。
近年では高齢者が高齢者を介護する老老介護が増加傾向にあるとも言われており、介護者の負担はさらに増していくものと見られています。
今後の認知症対策では患者本人はもちろん、その介護者への精神的なサポートも充実させていく必要がありそうです。