2015.11.24
介護ニュース
視点と環境を変えれば離職者は激減する!過酷な介護現場の改善秘策とは?

しかし、そのような実態が大きく問題視されていく中で、介護職において3年もの間「離職者がゼロ」という実績を誇る、驚くべき職場が存在していたのです。
東京にあるその法人では、職員の採用方法を見直してみたことによって、この結果の実現に成功したそうで、具体的には、「この職場で本当に働く意志があるのか」を確認するためのプロセス構築に力を入れるところから始め、求職者を一回の面接の結果だけですぐに採用せず、実際の現場で4日間だけインターンの仕事を体験してもらい、そのうえで更に面接とグループワークを重ねて、最終的に「それでもこの職場で働いていけるのか」を問うのだそうです。
つまり、介護の知識や資格、学歴だけに判断を委ねず、「現場で働こうとする人の本質」を重要視するようにしたわけです。また、この法人では、昼夜の生活がめまぐるしく入れ替わってしまう勤務形態にも改善のメスを入れ、夜勤専門スタッフを導入したり、長期の休暇も取れるようにしたりと、働く人の心身への負担にも配慮をするようにしたのだそうです。
激務だからといって諦観せずに、そんな状況だからこそ職員のコンディションをベストに導くことが、離職を防ぐための重要な要因だったということなのでしょう。