老人ホーム相談プラザ｜認知症の方の悩み?

認知症の方の悩み?

認知症を発症されている方の多くは、何かに大きな不安を抱えています。

先日、老人ホーム相談プラザにお越しいただいたお客様は、お母様の認知症状にお悩みでした。
お母様はお身体はお元気ですので、お独りでお買い物に出かけます。
その際、同じ食品を大量に購入してくることに、娘様は疲弊されていました。
今回のお客様の場合は、納豆。
毎日毎日、3個パックの納豆を買い物の度に購入。
もちろん食べきれないので、冷蔵庫は納豆で溢れているそうです。

認知症を発症されている方の行動で、まれに耳にするエピソードです。
食品、食品トレー、サッカーボール、杖、傘などなど、「なぜ？」と思うものを繰り返し購入したり、集めてきたり、皆さん様々です。
実はこの症状も、不安の表れなんです。
何を買ったか忘れてしまう、足りなかったらどうしようと言った、記憶力と判断力の低下が悪さをしているんですね。
対処法として、何がどのくらい必要なのかをご納得、安心してもらうことが肝心。
ご本人の生活能力を奪わずに上手に認知症と向き合うことが肝心なのかもしれませんね。