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2019.02.04
介護ニュース

ファミリーマート、「ファミマこども食堂」を3月より全国で展開

 先日、大手コンビニチェーンのローソンが、介護相談窓口を併設した「ケアローソン」を展開、というニュースを掲載しましたが、今度も同じくコンビニ大手・ファミリーマートに関する情報です。といっても介護ではありません。「こども食堂」です。なんと、全国のファミリーマートのイートインスペースがある約2千店舗で、「こども食堂」をはじめる、というのですから驚きです。

 プレスリリースによると、(株)ファミリーマート(本社:東京都豊島区)は、地域交流および未来を担うこどもたちを応援する取り組みの一環として、今年3月より「ファミマこども食堂」の取組を開始。「ファミマこども食堂」の取り組みにより、全国のファミリーマートの店舗を活用し、地域のこどもたちや近隣の皆さまが、共に食卓を囲みコミュニケーションできる機会を提供することで、地域の活性化につなげます。

 ファミリーマートでは2018年度に東京都、神奈川県、埼玉県の5店舗で「ファミマこども食堂」をトライアル開催し、「皆を仲良く話せて良かった」「学年を超えた交流を楽しめた」(参加者アンケートより)といった反響を得て、開催地域を全国にすることを決定しました。

 「ファミマこども食堂」では、地域のこどもと保護者を対象に、参加者みんなで一緒に楽しく食事をするほか、ファミリーマート店舗のバックヤード探検やレジ打ちなどの体験イベントを通じて、ファミリーマートに関する理解を深めていただく取り組みもあわせて実施していく、とのことです。

 対象は店舗近隣にお住まいのこども、およびその保護者(小学生以下は保護者の同意があれば1人でも参加可能)。参加人数は約10名/回。参加料金はこども(小学生以下)100円、保護者(中学生以上)400円。プログラムはオリエンテーション/みんなと食事(約40分)、体験イベント(約20分)など(店舗により一部内容が異なります)。

 近年、全国各地で見受けられるようになった「こども食堂」ですが、主催はやはりその地域の自治体や民間業者がほとんどですから、ファミリーマートのような全国規模の企業が「こども食堂」を展開する、というのは非常に画期的なことだと思います。近頃こどもの虐待や貧困など暗いニュースばかりの中、久しぶりに届いた明るいニュース、といっていいでしょう。

 それにしても、介護ニュースでなぜ、こども食堂?と思った方もいらっしゃいますよね。その疑問にお答え致します。じつは当サイト「お探し介護」の運営会社であるケアミック(株)の企業理念の1つに、「貧困、いじめ、虐待などを受けている子どもたちを支援する」という一文があるからです。介護に携わる人と企業を支援し、高齢化社会に貢献する一方で、未来を担うこどもたちも支援する同社だけに、こうした情報には敏感にならざるをえない、ということで、この場を借りて掲載させていただきました。
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