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2019.02.14
介護ニュース

三菱電機ビジネスシステム、介護記録を自動作成するツール「記録NAVI」を4月から販売

 介護の現場では、意外に事務的な仕事の量が多く、それがかなりの負担になっている、という話は以前もここでしたことがあります。そこで介護における事務仕事を便利に、効率的にする最新機器やシステムが登場!という情報は当介護ニュースでしばしば取り上げてきました。今回もその1つなんですが、なんと、「介護記録」を自動で作成してくれる、というのですから、これには興味を惹かれる方も多いのではないでしょうか。

 三菱電機ビジネスシステムは、介護記録の作成にかかる負担を軽減するAIツール「記録NAVI」の販売を4月から始める、と発表。昨6日から東京ビッグサイトで開かれた展示会「Care TEX2019」に出展し、訪れた業界関係者に「介護職員の事務を効率化できる」とPRしました。

 「記録NAVI」は、施設での利用を想定したパソコンソフト(Windows対応)。現場で実際に作成された記録をAI(人工知能)が学習し、そのシーンで使われる可能性の高い文例を自動で複数作成します。その中から選択すると、同様に続きの選択肢が提示され、順に選んでいくだけで簡単に統一的な記録がつくれるので、介護職員は文章を書く必要がありません。

選択肢の文例や作成した記録は、すべてひらがな表示も可。現在増え続けている外国人の利便性にも配慮しています。AIは随時最新版に更新。蓄積されていく膨大な記録を解析することで、利用者の事故や病気のリスクを検知・把握できる仕組みの構築につなげていく、といった将来ビジョンも描いているそうです。利用料金はPC1台につき月額500円。

三菱電機ビジネスシステムは今後、2020年度末までに介護施設を中心の1000社の導入を目指すといいます。介護における事務仕事の大部分を占める「介護記録」を自動作成できるようになれば、劇的に負担が減るのは間違いありません。実際に「介護記録」を書いたことがある人ならわかります。これは一刻も早い導入が望まれますね。施設の責任者や備品購入担当の皆様、ぜひご検討を。
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