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2019年07月30日

サービス付き高齢者向け住宅「ガーデンテラス仙川」(シマダリビングパートナーズ株式会社)《前編》

シマダグループ発祥の地に建つ、シマダグループの顔ともいえる施設

 お探し介護ライターが実際に施設へ足を運んで、見て、聞いて、体験して、感じたままを報告する施設訪問レポート。今回はサービス付き高齢者向け住宅「ガーデンテラス仙川」を訪ねました。



前回に続いてサービス付き高齢者向け住宅(以下、サ高住)の登場です。なので前回と同様、まずは、サ高住とはいかなるものか、そして、介護付き有料老人ホームとサ高住の違いについて、しっかりと理解することが重要となります。

 と言いつつ、前回同様、そのへんの詳しい説明は当サイト「お探し介護」に「介護施設の選び方ガイド」というコーナーがありますので、そちらをご参照ください。私の説明よりはるかにわかりやすいですから。それでもわからないことがあれば、「お探し介護入居相談フリーダイヤル0120・57・1165」までお問合せいただければ、お探し介護相談員が丁寧に対応致します。

 と、前回同様、丸投げしておいて、先に「ガーデンテラス仙川」の運営会社である「シマダリビングパートナーズ株式会社」について触れておきましょう。

 「シマダリビングパートナーズ(株)」は、賃貸運営事業を手がける「シマダハウス(株)」や不動産開発事業の「シマダアセットパートナーズ(株)」を核とし、ビルメンテナンスの「シマダリファインパートナーズ㈱」、飲食事業の「コムフォー(米麺専門店))、旅行事業の「東京トラベルパートナーズ㈱」、そして「bar hotel箱根香山」「H&R六本木」「石垣島ホテルククル」といったホテル・リゾート事業を傘下に持つ「シマダグループ」の一員となります。

 「シマダグループ」の沿革をみると、はじまりは1961年、世田谷区烏山にて「新京建物」設立、とあります。つまり、スタートは建築不動産業から、だったんですね。そして1963年、建売住宅の販売開始。1973年「シマダハウス株式会社」へ称号変更。以降、詳細は割愛させていただきますが、1986年にはハワイホノルルにてホテルコンドミアムの取得・運用を開始。ホテル事業でも33年の実績を誇ります。

 2001年、ベトナム発症の米麺(フォー)専門店「コムフォー」1号店をオープン。このフォーについても当レポートの後編で触れますので覚えておいてくださいね。

 2007年、本社を渋谷区へ移転し、「シマダハウス㈱」を分社しグループ化。これにより、「S.H.ホールディングス㈱」や「シマダアセットパートナーズ㈱」とともに、「シマダリビングパートナーズ㈱」が設立されました。

 介護事業への参入は2010年、デイサービス及び訪問介護「ひばりの介護」開業。とありますが、それ以前の2008年に、社宅を高齢者向け賃貸住宅にリノベーションした「ガーデンテラスシリーズ」がスタートしているので、そこを介護事業のはじまりとしてもいいのかもしれません。

 その「ガーデンテラスシリーズ」の11施設目として、2019年1月1日、京王線「仙川」駅及び「千歳烏山」駅からそれぞれ徒歩18分、23分の吉祥寺通り沿いにオープンしたのが、今回登場の「ガーデンテラス仙川」というわけですね。

 ここで振り返ってみてください。「ガーデンテラス仙川」が建つ仙川は、「シマダグループ」のそもそものはじまりである「新京建物」があった烏山と合わせて、“仙川・千歳烏山エリア”として一括りにされる地域。ということは、「ガーデンテラス仙川」は、「シマダグループ」の発祥の地に建つ施設、という言い方もできます。

 「シマダグループ」発祥の地ですから、「シマダグループ」が介護事業へ参入して以降、ぜひとも高齢者住宅を出店したいエリアと考えていました、とは、同グループの担当者(と、いただいた資料に載っていました)。

 要するに、「ガーデンテラス仙川」は、「シマダグループ」が自らの発祥の地に、満を持してオープンした待望のサ高住。ですから、「シマダグループ」の総力を結集した、「シマダグループ」を代表する施設である、と言っても、決して過言ではないでしょう。

 50年、100年先も世の中から求められる会社であり続けるために、一人一人が「想像力」を働かせ、知恵を絞り、常にオンリーワン商品を生み出し続ける「シマダグループ」。その一員である「シマダリビングパートナーズ㈱」が運営する「ガーデンテラス仙川」には、介護事業だけでなく、ホテル・リゾート事業や旅行事業、飲食事業なども幅広く展開する「シマダグループ」の威信がかかっています。



「ガーデンテラス仙川」外観。道路に面した間口が広い
正面玄関。木目が美しい軒裏の上のビュースルーフェンスに緑を配し、グリーンベルトに
エントランスの全方位座れるソファと花瓶

優良企業表彰やグッドデザイン賞など受賞歴数多の「シマダリビングパートナーズ」

 「シマダグループ」の沿革を見て気がついたことがもう1つ。それは、やたらと受賞歴が多いこと。たとえば、建物管理会社として「シマダファインパートナーズ㈱」を設立した2014年にグッドデザイン賞2部門受賞、「ホテルレジデンス六本木」で平成24年度「港区景観づくり賞激励賞」受賞、石垣島ホテルクルルが楽天アワード2014「沖縄エリアシティ・ビジネス部門」にて銀賞受賞。

 2015年にもグッドデザイン賞2部門受賞、「シマダリビングパートナーズ㈱」が第29回優良企業表彰式にて「特別奨励賞」を受賞。旅行会社「東京トラベルパートナーズ㈱」を設立した2016年はグッドデザイン賞5部門受賞。

 「コムフォー」の10店舗目となる「米麺食堂 大手町店」と、保育事業のスタートとなる「ひばりの保育石垣のいえ」を石垣島ホテルククル内にてオープンした2017年、グッドデザイン賞3部門受賞。「bar hotel 箱根香山」やコムフォー11店舗目「日本橋髙島屋S.C.店」をオープンした2018年、「ニシオギソウ」でグッドデザイン賞受賞などなど。とくにグッドデザイン賞の多さが目につきます。どんだけグッドなデザインなんでしょうか。

 特筆すべきは、2015年に「シマダリビングパートナーズ㈱」が特別激励賞を受賞した優良企業表彰。これは、東京都信用金庫協会が取引企業2万社の中から、その年に優れた成果を収めた約50社を選定・表彰する優良企業表彰制度で、その特別奨励賞ということは、東京都信用金庫協会が認めた優良企業の証。「誠意と情熱をもって介護に取り組み、お客様とそのご家族の幸せ、そして豊かな高齢社会の実現に貢献」していく「シマダリビングパートナーズ」の想いが地域社会で評価されています。

 また、数多のグッドデザイン賞受賞歴の中でも、2016年・2017年のグッドデザイン賞は「ガーデンテラス尾山台」の建物自体が受賞しています。建物のデザインには絶対的な自信がある、とみていいでしょう。

 「ガーデンテラス尾山台」の話が出たついでに、「ガーデンテラスシリーズ」が他にどれだけあるか、ざっと列挙してみますと(ガーデンテラスは省いて地名のみ記します)、赤羽、相模原、座間、相模大野、小田急相模原、大宮公園、市川、南行徳、千葉中央、そして久我山と葉山にもオープン予定。ですが、ここで注意していただきたいのは、仙川、赤羽、相模大野以外は、サ高住ではなく、介護付き有料老人ホーム(以下、老人ホーム)、であること。つまり、同じ「ガーデンテラス」の名を冠した施設でも、サ高住と老人ホームの2類型が混在しているという、ややこしいことになっているんですねえ。

 これについては、一応、なぜ?と、取材時に聞きはしましたが、「規制の問題」とのことですので、それ以上は突っ込まないように。だって、それを説明するには、建築の規制に関する知識が必要になりますから。そんなの面倒臭いでしょ? どうしても知りたい方は、「シマダリビングパートナーズ」へ直接お問い合わせください。

 ただ、「シマダリビングパートナーズ」としては、理想は、というか、目指すところは、サ高住、だそうですよ。今後、新しい施設をつくる際も、まずはサ高住で検討しつつ、どうしても規制の問題等でサ高住が不可なところは、老人ホーム、という方向でいくそうです。

 そういう意味では、「ガーデンテラス仙川」は理想通りのサ高住。「ご入居者様がより自宅に近い感覚で自由な生活ができること」と「できることは可能な限りご自身で取り組んでいただくこと」を支援の軸に据えることで、「自らの力でお元気になっていただく」というコンセプトを、いままで以上により鮮明に打ち出しています。とは、これもいただいた資料より。では、その入居者の「元気」を引き出すサービスや取り組みとはいかなるものか、を体感しに、「ガーデンテラス仙川」へ参りましょう。

優良企業表彰やグッドデザイン賞など受賞歴数多の「シマダリビングパートナーズ」
玄関入って右手奥にも土壁アート
優良企業表彰やグッドデザイン賞など受賞歴数多の「シマダリビングパートナーズ」
エレベータも木肌を活かしてエレガント
優良企業表彰やグッドデザイン賞など受賞歴数多の「シマダリビングパートナーズ」
エントランス奥のロビー。土のアートに囲まれた空間

豊かな緑に包まれ、華やぎと歓びに満ちた庭園邸宅

 「ガーデンテラス仙川」の最寄駅は、その名の通り京王線の「仙川」駅。そこから徒歩約18分ですが、お隣の京王線「千歳烏山」駅から歩いても約23分、と、さほど変わらないので、急行が停まる「千歳烏山」の方がいいかもしれません。

 とはいえ、18分も23分も歩くのはちょっと、という人のためにバスの案内をしますと、「仙川」駅から調布市コミュニティバス[緑ヶ丘循環]というのが出ているので、それに乗って、「北野4丁目」バス停下車、徒歩約5分。「千歳烏山」駅からなら関東バス[北野行き]乗車、「給田境」バス停下車、徒歩約1分。ちなみにお車でしたら首都高速「高井戸I.C」より国道20号線経由、約4km・約10分、です。

 取材当日は、急行が停まる「千歳烏山」で降りて、そこからバスに乗ろう、と思ったんですが、バス停は駅前にはなく、旧甲州街道まで出ないといけないがわからなくてちょっと迷ったのと、ようやく見つけたバス停で時刻表を調べると、本数が少なくて間に合いそうになかったので、仕方なく、トボトボと徒歩で。

 でも、まあ、旧甲州街道から右折して吉祥寺通りを進むという道のりがとってもわかりやすく、迷わず行けますから、歩くのが苦でなければ徒歩もいいですよ。この辺りは都内でも有数の“住みやすい街”と言われているだけあって、新宿へ直通の好立地ながら駅周辺や甲州街道沿いに複合商業施設や高級スーパーあり、親しみやすい商店街あり、それでいて意外に緑も所々に残っていて、散策も楽しめます。

 てなことで、吉祥寺通りをずんずん進めば、道沿いにぽっかりと姿を現す「ガーデンテラス仙川」の敷地は1983・65㎡。と、数字を出されてもピンと来ないとは思いますが(資料にあったので一応記しました)、北側の道路、つまり吉祥寺通りに接している面積が広いというか長いので、感覚的にかなり広く感じます。というのも、ここは以前はタクシー会社の待機所だった土地だそうですよ。なるほど、だから道路に面した間口が広いんですね。

 その敷地をシマダグループのディベロッパー部門である「シマダアセットパートナーズ㈱」が取得し、新築した鉄筋コンクリート造・地上4階建(地下1階は消火ポンプ室)・延床面積2790・20㎡の建物は、道路から凹字型にセットバックして前庭を囲むように配置されています。

 その前庭には、クルマが出入りできるエントランスアプローチの中央に植え込みがあるため、道路からは建物よりも先に緑が目に入ります。このようにセットバックしたうえで遮断効果のあるグリーンインフラを整えたのは、周辺に緑も残る低層住宅エリアのなか、規模感・圧迫感をアピールしない中層建築物とするための周辺への配慮だそうです。

 そう言われてみると、建物の2~3階に張り出した軒(ベランダ)にもなにやら植物がずらっと植えられ、グリーンのベルトを形成。和のテイストを醸す軒裏の木とともに建物のアクセントとなっています。という説明でわかります? 

 もうちょっとわかりやすい表現がないかと資料をみると、「ベランダが軒の役目を果たすとともに、居室内から常に緑が見えるようにビュースルーフェンスの下に緑を這わせた」とあります。う~ん、かえってわかりにくいような気もしますが、まあ、しょうがない。説明が下手ですいません。あとは写真でご確認ください。

 その「ビュースルーフェンス」の下に這わせた緑も、グリーンインフラの一環、ということでしょうが、いや、それにしても建物と緑との調和が見事。さすが、グッドデザイン賞(受賞したのは尾山台だけど)。「華やぎと歓びに満ちた庭園住宅」と、パンフレットのキャッチコピーにありますが、早くも建物外観からして華やぎと歓びを感じます。建物のカッコ良さでは、もしかしたらこれまで取材した中では1番かもしれません。

 おっと、建物を眺めてばかりでは話が進まないので、とっとと館内へ入りましょう。と、思ったら、ここで文字数一杯となりました。続きは後編で―――。

豊かな緑に包まれ、華やぎと歓びに満ちた庭園邸宅
1階ダイニング。シックなエントランスから一転して明るく開放的な空間
豊かな緑に包まれ、華やぎと歓びに満ちた庭園邸宅
廊下の高窓にもグリーンを配し、アクセントに。
豊かな緑に包まれ、華やぎと歓びに満ちた庭園邸宅
裏庭。ここで「園芸セラピー」なども行っている

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