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2019年09月06日

住宅型有料老人ホーム「グッドタイム リビング センター南」(グッドタイム リビング株式会社)

横浜市営地下鉄ブルーライン&グリーンライン「センター南」駅より徒歩約4分

 お探し介護ライターが実際に施設へ足を運んで、見て、聞いて、体験して、感じたままを報告する施設訪問レポート。今回は住宅型有料老人ホーム「グッドタイム リビング センター南」を訪ねました。



 最初に、「センター南」って、何? と思われた方のために説明しますと、横浜市営地下鉄ブルーライン・グリーンラインに「センター南」という駅があるんです。そこが最寄り駅だから、「グッドタイム リビング センター南」。横浜近郊の方には言うまでもありませんが、もしかして、「センター南」駅をご存知ない方がいらっしゃいましたら、なんのことかわからないでしょうから(と言いつつ、私が知らなかっただけですが)、念のため。

 で、改めて、横浜市営地下鉄ブルーライン&グリーンライン2駅利用可の「センター南」駅から徒歩約4分、約300mという好立地に建つ「グッドタイム リビング センター南」。「横浜」駅よりブルーラインで直通18分、「日吉」駅よりグリーンラインで直通13分、新幹線が停まる「新横浜」駅からもブルーライン直通10分。アクセスの良さも横浜近郊の方には言うまでもありませんね。

都心からでも、JR東海道線他で「横浜」駅、もしくは東急東横線(「中目黒」駅にて東京メトロ日比谷線、「渋谷」駅にて東京メトロ半蔵門線と相互乗り入れ)で「日吉」駅まで行けば、そこからグリーンラインに乗り換えてすぐですから、思った以上に近い、というか、早いです。ご家族が「会いに行きやすい」「いつでも会いに行ける」、そんな場所に「グッドタイム リビング センター南」は位置しています。

 ちなみにクルマでも「都築IC.」より約4km、「港北IC.」より約6kmと、便利なロケーション。ドライブを楽しまれるにも良いところです。

 好アクセスに加え、周辺環境も充実しています。施設の目の前にあって徒歩わずか1分(約20m)で行けるスーパー「食品館あおば」には、「村内家具」や「セントラルフィットネスクラブ」も併設。「ホームセンター コーナン 港北センター南店」までは徒歩約3分(170m)。「港北TOKYU S.C」や「ルララこうほく」、「ショッピングタウンあいたい」に「モザイクモール港北都筑阪急」といった商業施設がいずれも徒歩圏内にあって、わざわざ電車に乗らなくても充分お買い物を楽しめます。

 公園だって、「都筑中央公園」や「茅ヶ崎城址公園」、「大塚・歳勝土遺跡公園」までそれぞれ徒歩約2分、8分、10分。「都筑郵便局」「横浜市都筑区役所」「横浜市都筑図書館」「横浜市都筑公会堂」などの公共施設もほぼ徒歩約7分で行けちゃいます。おまけに「109シネマズ港北」も徒歩約5分(380m)。映画館にも歩いて行ける施設というのは、もしかしたらこれまで取材した中では初めてかもしれません。

 歩ける距離にショッピング施設や公共施設、レジャー施設が充実しており、お買い物はもちろんレジャーやその他の用事もたいていは近所で済ませられ、エリア最大級の「都筑中央公園」を筆頭として大小さまざまな公園に囲まれ自然も豊か。暮らしやすく、生活に便利な住環境の中にある施設。それが「グッドタイム リビング センター南」です。

「グッドタイム リビング センター南」外観
(駅からみると裏手にある)正面玄関
エントランスホール(ロビー階)。右手に受付カウンター

お元気な方の住まい「プラテシア」と、介護が必要な方の住まい「グッドタイム リビング」が同建物内に同居

 ここで、話が前後しますが、「グッドタイム リビング株式会社」が運営する「グッドタイム リビング」シリーズの他の施設についてご紹介。「グッドタイム リビング」は省略して地名のみ記しますが、関東圏では「芝浦」、「横浜都筑」、「長津田みなみ台」、「新百合ケ丘」、「町田中町」、「調布」、「亀戸」、「埼玉蓮田」、「流山」(壱番館と弐番館)、「新浦安」、「千葉みなと」(海岸通と駅前通)で展開中。このうち、「グッドタイム リビング 町田中町」は、じつは以前、当「お探し介護」取材レポートで取り上げています。つまり、今回は「グッドタイム リビング」シリーズから2施設目の登場、ということになります。

 また、「グッドタイム リビング 横浜都筑」は、横浜市営地下鉄グリーンラインで「センター南」駅のお隣の「都筑ふれあいの丘」駅から徒歩約3分。つまり横浜市営地下鉄駅から徒歩圏内に「グッドタイム リビング」シリーズの施設が2つある、ということですから、「グッドタイム リビング センター南」を見学される際は、ついでに「グッドタイム リビング 横浜都筑」も合わせて見学されてもいいかもしれません。

 関東圏だけではありませんよ。関西圏では、「泉北泉ヶ丘」、「なかもず」、「大阪ベイ」、「御影」、「神戸垂水」、「小野」、「尼崎新都心」、「尼崎駅前」、「宝塚逆瀬川」、「嵯峨広沢」、「嵯峨有栖川」(アネックス含む)、「池田緑丘」、「香里ヶ丘~けやき通り~」、「千里ひなたが丘」、「南千里」で展開中。さらに、「グッドタイム リビング株式会社」は、「グッドタイム リビング」シリーズの他に、「プラテシア」というシリーズも展開していますが、それについてはまた後ほど。

 では、いざ、「グッドタイム リビング センター南」へと参りましょう。「センター南」駅の「出口5」を出ると、パッと開けた視界の先に、威風堂々した「グッドタイム リビング センター南」の建物が望めます。いや、駅から近い近い。これ、徒歩4分もかからないんじゃないの? と、思ったら、駅に面した入口は「プラテシア センター南」の正面玄関だとか。じゃあ、「グッドタイム リビング センター南」の正面玄関はといえば、建物をぐるっと回って駐車場がある方、つまり駅からみると裏側にあります。

 そうなんです。ここは1つの建物(本館と新館がありますが、中で繋がっているので)の中に、「プラテシア センター南」と「グッドタイム リビング センター南」という2つの施設が同居しているんです。だから、正面玄関が駅に向いた「プラテシア センター南」は駅から徒歩約2分ですが、「グッドタイム リビング センター南」の正面玄関駅から見ると裏側の駐車場に面しているので、駅から行くと建物をぐるっと回って徒歩約4分、というわけ。まあ、どちらも同じオリックス・リビング株式会社の運営なので、2分でも4分でもいいんですが。

 では、この2つの施設は何がどう違うのか。じつは「グッドタイム リビング センター南」も、「プラテシア センター南」も、両方ともに“住宅型有料老人ホーム”です。介護付き有料老人ホームではありません。

 “住宅型有料老人ホーム”とは、もしかしたら当レポートでは初めてかもしれませんが、ざっくり言えば、過去何回か取り上げた、“サービス付き高齢者向け住宅”、略して“サ高住”、と、ほぼ同じものだと思っていいでしょう。要するに、生活支援等のサービスが付いた高齢者向けの施設です。

 だったら、わざわざ“住宅型老人ホーム”と“サ高住”とに分けなくても、同じものならどちらか1つに統一してくれればいいじゃん、と思いますよね。私もそう思います。なのに、なぜ、別々に分かれているのかというと、“住宅型有料老人ホーム”は、厚生労働省の管轄で、“サービス付き高齢者向け住宅”は、国土交通省の管轄だから、だそうですよ。ややこしいですよね。なんでそうなったか、について説明しだすと長くなるので(本音をいえばめんどくさいので)、ここでは割愛。疑問を持たれた方はご自身でお調べください。

 で、話を戻しますと、同じ建物内に入っている「グッドタイム リビング センター南」と、「プラテシア センター南」は、ともに“住宅型有料老人ホーム”なんですが、コンセプトが違いまして、本館の6~9階に69室、新館は占めて87室ある「プラテシア センター南」は、“お元気な方の住まい”。一方、本館2~5階に120室の「グッドタイム リビング センター南」は、“介護が必要な方の住まい”。同じ住宅型有料老人ホームでも、対象とする入居者の傾向が異なります。

 なので、まだまだお元気で、自立されていて、アクティブに活動される方は「プラテシア センター南」へひとまず入居し、将来、介護が必要になったら、24時間365日介護スタッフが常勤し、日中は看護師も常駐する「グッドタイム リビング センター南」への“移り住み”も可能(その話は次回でもう少し詳しく触れます)。あ、もちろん要介護者であれば、最初から「グッドタイム リビング センター南」に入居してもいいんですが。

 というわけで、じつは今回、“お元気な方の住まい”「プラテシア センター南」と、“介護が必要な方の住まい”「グッドタイム リビング センター南」を同時に取材させて頂いたんですが、2施設を同時に紹介すると、ごっちゃになってわかりにくいと思いますので、とりあえず今回は「グッドタイム リビング センター南」だけにして、「プレテシア センター南」については、次回で取り上げたいと思います。

お元気な方の住まい「プラテシア」と、介護が必要な方の住まい「グッドタイム リビング」が同建物内に同居
カフェサロン(ロビー階)。中央にグランドピアノ。
お元気な方の住まい「プラテシア」と、介護が必要な方の住まい「グッドタイム リビング」が同建物内に同居
カフェサロンにコーヒーメーカーを備え、いつでも自由にティータイム。
お元気な方の住まい「プラテシア」と、介護が必要な方の住まい「グッドタイム リビング」が同建物内に同居
ロビー階の外にあるテラス席

“最良のケア”、“賑わいのある毎日”、“温めてきた思いや夢”、を実現する住まい

 そんなこんなで、「センター南」駅からみると建物の裏側にあたる「グッドタイム リビング センター南」の正面玄関から館内に入ると、そこはまあ、なんと広いエントランスホール。ホテルのようなカウンターには、常駐(9~18時)のフロントスタッフがいて笑顔で迎えてくれます。

 その奥には、いつでも自由にコーヒーやお茶を嗜めるカフェサロン。その雰囲気がいいですねえ。いかにも上品で、洗練されていて、かつ重厚感もあって、あたかも富裕層が集まる社交クラブのような空間の中、ゆったりした時間が流れていて、絵に描いたような優雅なティータイム。ここで一日のはじまりを迎え、思い思いに寛いだり、談笑したり、そして一日の終わりには心落ち着く静かなひと時――そんな時間をここで過ごせる皆さんがうらやましくなります。ときにはスタッフによるピアノ演奏あり、あるいは外部から奏者を招いてミニコンサートなども開催されたりもするそうです。聴きたい方はぜひ、スケジュールをご確認のうえお越しください。

 その横にあるクラブサロンやビューティサロン等もいずれも広々。内装や調度品などは以前取材した「グッドタイム リビング 町田中町」に似ているような気もしますが、それよりもスペースに余裕たっぷりなので、よりゴージャスに感じます。

 ちょうど取材時、クラブサロンでは、「はつらつ☆元気!健康体操 みんなの歌を歌いましょう」と題したグッドタイムスクールの開講中でした。これは「Good Time Club」というクラブ活動のプログラムの1つとして開催されるもので、このプログラムが大変充実しているのも同施設の特長です。毎日を生き生きと暮らしていただくため、娯楽や教養、運動などさまざまなクラブ活動に365日、日替わりで参加でき、賑わいのある日々を送れると大好評。やってみたい活動があれば、サービススタッフに相談もできるそうですよ。

 プログラムの内容はじつに多岐に渡るので詳細は省きますが、ざっと見ただけでも、クラフトやカルチャーからコーラス、脳活などなど、人気のものはたいていあって、それぞれがかなり本格的。これほど充実したプログラムを実施している住宅型有料老人ホームは恐らく他にはないんじゃないでしょうか。新しい世界を知る喜び、新しい自分に出会える感動、それをぜひ、「Good Time Club」のプログラムでご体験ください。

 このエントランスホールやカフェサロン、クラブサロンなどがあるのはロビー階で、その上の1階には、明るい陽射しが差し込むレストラン「MISORA」があります。ここもまた広くて、お洒落で、施設内にあるとは思えない、まさにRestaurants。朝食は7時半~9時、昼食は11時半~13時半、夕食は17時半~19時半、時間内であれば好きな時間に、ゆったりとお食事を楽しめます。

 食事は、1日1600kcalを目安に管理栄養士が作成したメニューを毎日、2種類から選べます。もちろんソフト食やきざみ食、透析治療など制限食の対応可。発熱時のおかゆや軟飯(柔らかいご飯)への変更も承ります。四季折々のスペシャルメニューや、急に来られたご家族のためのアラカルトメニューも用意。記念日にはパーティルームを借り切って、予算に合わせた特別メニューでお祝いも。住宅型でありながら食事も自慢の施設です。

 では、食事の話が出たとこで、お待ちかね、グッドタイム リビングの試食ターイム! この日のメニューは照り焼きハンバーグ・ほうれん草のしらす和え・ご飯・味噌汁・デザート、または、シーフードピラフ・ラタトゥイユ・コンソメスープ・デザート。どちらもいただきましたが、うん、美味しいです。けど、美味しいの一言で終わってしまっては食レポとしては失格ですね。なんとかその美味しさを表現したいのですが、難しいなあ。とくに何か特色があるわけではなく、全体的にバランス良く、完成度が高い、という美味しさなので。

 強いていえば、ちょっと高級なファミレスの味をさらに上品にして、ほんの少し高齢者向けに優しい味付けにしたような、そんな味。わかります? ファミレスに例えると安っぽいイメージを持たれるかもしれませんが、そうではなくて、何を食べても美味しいと思える安定感があって、安心して食べられて、毎日でも飽きない、といった良い意味で捉えていただけると幸いです。

 続いて、居室へ。建物は新館と本館があって、「グッドタイム リビング センター南」の居室は本館の2階に21室、3~5階に各33室ずつの全120室、各階にリビングダイニング、浴室、サロンを備え、屋上庭園がある2階が比較的重介護度の方向けのスペシャルフロアとなります。

 スペシャルフロアには、24時間専任スタッフ常駐に加えて、赤外線距離センサーによる「見守りシステムNeos+Care」や壁収納型リフトの設置など、最先端機器を導入。日々の生活に不安のある方でも、安心して暮らせます。

 居室タイプは全室個室で、間取りは20.15~22.94㎡と少し幅がありますが、レイアウトの違いだけでほぼ1タイプと思っていいでしょう。居室付帯設備はベッド、エアコン、トイレ、昇降式洗面台、クローゼット、デスク・棚、ケアコールなど。プライバシーと個性を尊重した居室となっています。

 個性といえば、各居室の玄関外に設置された「メモリーボックス」が、素敵ですねえ。入居された方それぞれが思い出の品だったり、趣味や人柄が現れるような小物を飾っていらして、それらを眺めながら廊下を歩くだけでも楽しくなります。

 一通り館内を案内してもらった後、ジェネラルマネージャー(施設長)の竹上達郎さんにお話しを伺ったのですが、竹上さんは「グッドタイム リビング センター南」と「プラテシア センター南」両方の統括責任者ということで、文字数の兼ね合いもあって、竹上さんの話は次回、「プラテシア センター南」の回で載せたいと思います。

 というわけで、「グッドタイム リビング センター南」についてはこれにて一旦終了。いかがだったでしょうか。入居された皆さまが、喜びのある暮らしを送ることができるよう、“最良のケア”、“賑わいのある毎日”、“温めてきた思いや夢”、の実現を使命と考える「グッドタイム リビング」の住宅型有料老人ホーム。その設備や雰囲気はたしかに、毎日ワクワクする生活、今までになかった新しい楽しみが待っている生活が待っていそうです。なおかつ、不自由を支えるだけでなく、できることを増やしていく「グッドタイム リビング」の「よくする介護」は、住宅型のホームとしては画期的なもの。今回はこの「よくする介護」の話はできなかったので、次回「プレテシア センター南」の記事もぜひ合わせてお読みください。(了)

“最良のケア”、“賑わいのある毎日”、“温めてきた思いや夢”、を実現する住まい
居室。デスクと棚も備え付け
“最良のケア”、“賑わいのある毎日”、“温めてきた思いや夢”、を実現する住まい
メモリーボックスが並ぶ居室フロアの廊下
“最良のケア”、“賑わいのある毎日”、“温めてきた思いや夢”、を実現する住まい
レストラン「MISORA」の食事例

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