介護職員初任者研修の資格体験談／17日目 想定事例と事例にあった介護演習
介護課程の展開
今日の初任者研修のカリキュラムは「介護過程の基礎的理解」「総合生活支援技術演習」です。今のところ無事参加できていますが、今日は油断して到着がギリギリに。最後まで気を抜かず気を付けましょう。さて、今日の午前の冒頭は、2日目の講義でも習った（介護職の役割、専門性と他職種の連携）「介護課程の展開」が再度出てきました。先日のレポートにも書きましたが、初任者研修のテストに出ます（予想）のでもう一度おさらいをしましょう。
●介護課程の展開（【 】内は旅行に例えると）
（1）アセスメント【行く場所や一緒に行く人、予算、日程、天候、などについて情報を収集して分析する。例えば、キレイな海を見たいと沖縄の離島を検討し、インターネットで調べてみると、日程的に難しい、案外高いなど】
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（2）計画の立案【情報に基づいて、具体的な計画をする（日程表など）で計画作成のポイントは、「目標を設定し、目標を達成するためにはどのようにすれば良いのかを考える。」旅行だと沖縄でイルカを見たいとかですね。ただ、本当は一緒に泳ぎたいけど、予算が足りないから、どうするか考えますね。】
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（3）実施【旅行に出かける。事前の情報収集や計画と異なる場合があると微調整ですね。
実施のポイントは、「安全第一と臨機応変さ」ですね。ちなみに私は今日のお昼ご飯を口コミサイトで調べて行ったのですが、口コミでは680円だったステーキ丼が、お店に行ったら980円でした。これはアセスメントの失敗ですね（笑）】
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（4）評価【旅行を振り返り、良かった点や悪かった点をまとめる。でもこれは以外と抜けがちなところですね。帰宅途中や帰宅した日、あるいは翌日に頭だけで簡単に振り返りますが、何となく評価ではなく、しっかりとアセスメント、計画の立案、実施をそれぞれ振り返り、次に生かすことが大切です。】
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※（1）に戻り、再度1～4を繰り返す
この1～4は全てつながっているから意味あることで、場合によっては1から4と順序よくいかないこともあります。しかし、基本を知っていることにより応用が利くので、やはり基本は大切です。
想定事例と事例にあった介護
午後は想定として佐藤さんを介助する演習です。
佐藤さんのプロフィールは以下の通りです。
氏名：佐藤太郎（男性）
年齢：80歳
介護度：要介護2
家族：独居（姉82歳で福島県在中、甥っ子（東京）が月に1度訪問）
病歴：70歳代に脳梗塞を発症し、左側に軽い麻痺があり、杖で何とか1人で歩ける
住居：アパート1階（賃貸）
【ADL】
食事：自立
排泄：自立（時々失禁がある）
入浴：一部介助（浴槽への出入りに介助が必要）
整容：一部介助（入浴できていないためタオルで拭いている）
歩行：杖使用で自立も、野外での歩行は見守りまたは一部介助
更衣：一部介助（下下着は介助が必要）
【状況（要約ですが）】
野球を見ることが好きでメジャーリーグが好き。また食べることが好きで、過去は美味しいものを作って食べていたが、買い物に行くことが怖くなり、調理も難しくなっている。
ということで、佐藤さんにあった介助を行います。介助は、「清拭」「入浴」とそれぞれのパターンです。初任者研修も終わりに近づき具体的になってきましたね。これまで学んだ知識で介助を行います。今日の先生方も繰り返し、「声かけ」が重要というお話をしてくれました。あと「会話のテクニック」が重要とのことで、お好きな野球や料理の話をしながら快適で安全な介護をプロとして行うことがポイントとのことでした。
名言オンパレード
・お客様と一緒に喜ぶことが介護職の仕事の魅力
・介護職は考えることが仕事。この仕事は一生考える仕事だと考えてください。
・介護職は一人ではない。チームとして、仲間でお客様を支援している。
・一人で悩まない。誰かに相談できる、話せる人を一人でも多く作ってほしい。
さて、次で教室でのカリキュラムは最後となります。もう少しです。とにかく体調管理ですね。他の受講生の皆さんも気を付けてください。
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