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2018年05月08日

介護付有料老人ホーム「アルタクラッセ二子玉川」 (セントケア東京株式会社)《前編》

“最高クラス”の名に恥じない最高のサービスを提供

 お探し介護ライターが実際に施設へ足を運んで、見て、聞いて、体験して、感じたままを報告する施設訪問レポート。今回は介護付有料老人ホーム「アルタクラッセ二子玉川」を訪ねました。



 「アルタクラッセ」とは、イタリア語で“最高クラス”という意味だそうです。場所は二子玉川、通称ニコタマ。言わずと知れた都内有数のハイソタウンですね。つまり最高クラスの街にある、最高クラスの老人ホーム、それが「アルタクラッセ二子玉川」です。

 そんなこと言われると、気になりますよねえ。最高クラスって、一体どんなものか? というわけで、開設して10年ほどと別段新しくもなく、とくにリニューアルなどもしてはいないのですが、最高クラスを体感したくて、「アルタクラッセ二子玉川」に行ってきました。

 ちなみに「アルタクラッセ二子玉川」を運営しているセントケア東京株式会社は、セントケア・ホールディング株式会社の地域会社なのですが、同グループは老人ホームこそ現在は同施設と「セントケアヴィレッジ蘇我」の2つだけですが、訪問入浴サービスとして1983年に創業して以来、30年以上に渡り訪問介護&看護、デイサービスにショートステイ、そして住宅リフォームや福祉用具のレンタル・販売などへと事業を拡大。拠点も全国に展開している一大グループです。その30年以上に及ぶ介護の歴史の中で培った力や経験の集大成が、ここ「アルタクラッセ二子玉川」だといいますから、セントケアグループの威信をかけて、最高の空間で、最高のスタッフによる、最高のサービスを享受できるというわけです。

 ちょっと最高、最高と連呼しすぎてハードルを上げてしまったかもしれませんが、その名に恥じない施設であることはしかと感じてきましたから、まあ、ご期待ください。では、いざ、最高クラスへの旅へ、出発!

「アルタクラッセ二子玉川」建物外観
正面玄関

二子玉川駅から徒歩約8分。多摩川沿いの風光明媚で心和む地

 「アルタクラッセ二子玉川」へは東急田園都市線・東急大井町線「二子玉川」駅西口より徒歩約8分。玉川高島屋の本館と南館の間を抜け、西館の手前で右折し、自動車道を左折、という道順で行くと、自動車道沿いは車が多いので危ないな、と思いましたが、後でパンフレットをみると、自動車道に並行して遊歩道があるようなので、安全を考えたらこちらを歩くのがおすすめ。事前に確認してからお出かけください。クルマだと首都・東名高速道路「用賀」出入口から約2.6km、第三京浜道路「玉川IC」から約7.5km。都心からも横浜方面からもアクセスは良好です。

 二子玉川という街についてはもはや説明不要でしょう。まあ、一言でいえばおしゃれな街。別の言い方をすれば、生活文化が高い。だけど駅からちょっと離れれば、豊かな自然が広がります。とくに多摩川周辺にはお花見スポットがたくさんあって、春は梅や桜、秋は紅葉、四季折々の景色に加え、夏の多摩川花火大会、冬も周辺の神社で行われるさまざまな行事やお祭りなど、彩り豊かで心和む暮らしを楽しめる街です。

 そんな風光明媚の地にあって、多摩川の河川敷を見下ろすようにして建つ「アルタクラッセ二子玉川」ですから、その景観の美しさもウリの1つ。取材日は残念ながら曇りで見えませんでしたが、晴れた日には富士山も見えるそうですよ。季節ごとに表情を変える富士山を拝める暮らし。日本人なら憧れますよねえ。

二子玉川駅から徒歩約8分。多摩川沿いの風光明媚で心和む地
一直線ではないゆとりの廊下
二子玉川駅から徒歩約8分。多摩川沿いの風光明媚で心和む地
明るく開放的なリビング・ダイニング

木肌を活かしたフローリングが高級感と居心地良さを両立

 建物は5階建てで居室は全室個室の50室。2人部屋が2室あるので定員は52名。いかにも高級そうながら緑多めで落ち着いた外観の建物に入る前に、取材時には気がつかなかったけど、後でパンフレットを見て知ったことがもう1つ。それはエントランスゲートに掲げられたレリーフです。鳥をモチーフにしたシンボルは、これから入居される方が、「羽を休めるところ」という意を示しており、まさに同施設のくつろぎと安心感に溢れた温かなホスピタリティの象徴ということですから、これは写真撮りたかったけど、後悔先に立たず。ご見学の際には忘れずにご覧ください。

 中へ入れば、感じられるのは木の温もり。床が絨毯ではなく、木肌を活かした自然感漂うフローリング仕様で、高級感と居心地良さを両立しています。案内してくれた入居相談員の道端伸典さんは、「もう10年近く経ちますから、新築には負けますが」と謙遜しますが、いやいや、とても10年経ったようには見えませんよ。掃除が行き届いているからでしょう、床なんかピッカピカと光沢を放っていて、むしろ新築よりも磨き上げられた美しさがあり、歳月を重ねたゆえの風格もあって、いい感じ。一目でこの雰囲気をお気に召す方も多いでしょう。

 と、ここであることに気がつきました。それは廊下が一直線ではないこと。扉や壁が廊下に斜めに張り出している部屋がいくつかあって、少し入りくんだ廊下になっているんですが、それがゆったりと余裕を感じさせ、なるほど、一直線の廊下よりもいいですね。わざとこうした効果を狙っての設計なのでしょうか? 

 それを伺うと、じつは外観からはわからなかったのですが、敷地が長方形ではなくて三角形に近く、それに伴い建物も俯瞰すると細長い三角形になっていて、その中に四角の部屋を造っているので、廊下をまっすぐにすると収まらず、自然とこういう形状になったそうです。いわば苦肉の策ですが、それを逆手にとって、こうしたゆったり余裕を生み出しているのですから、上手い設計と言っていいでしょう。

 1階エントランスを入ってラウンジや2~5階の食堂も三角形ですが、広く外に面しているのでとても採光が良くて、明るく開放。2~5階には扉を開けるとすぐ食堂、という部屋もあって、フロア全体が一つのリビングのような一体感もあります。

木肌を活かしたフローリングが高級感と居心地良さを両立
屋上テラスのバタフライガーデン
木肌を活かしたフローリングが高級感と居心地良さを両立
居室の介護ベッド

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